10年前は、こんな高額なドライヤーが売れると思ってなかった。美容業界も常識を捨てると大きく変わる?

美容室の可能性のこと

こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。

美容家電って今お家に何個ありますか?

え?引き出しの奥のほうで眠ってるって?

それもとりあえず入れてカウントしましょう!

さぁ、いくつあるかな?

我が家にもね、ドライヤーとか含めると結構あるんですよね。

昔ってこんなに美容家電ってあったけ??

いったいどこから変わってきたのかな?そんな風に思いませんか?

価値観が変わってくると値段のとらえ方も随分変わってくるなって最近思います。

10倍の値段で売れるドライヤーを見て思うこと。

1番わかりやすいのはドライヤーですよね。

ドライヤーって昔は平均価格っていくらでしたか?

3,000円~5,000円ぐらいが相場だったんじゃないかな?

それが今はどうでしょうか?

うちの会社が扱っている商品で1番高いドライヤーといえばこれですね。

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「リュミエリーナ」社のレプロナイザー7D!!

価格は何と、税込みで79,200円。

びっくりしますよね。

一眼レフの入門機買えますよ。

値段にして昔の10倍を超えています。

でも、欲しいって言う人は多いし、実際売れているんですよね。

乾かすだけなら3,000円でも問題ないのに…いったいなんでなんでしょうか?

なぜなら、もはやドライヤーの価値観が変わってきてるから

これはね、もうドライヤーが「髪を乾かすだけのもの」じゃなくなってきているからだと思います。

「髪がきれいになる」

「ダメージを起こさない」

「何なら顔にまで風を当ててください」

もう若干美顔器ですよね。

毎日絶対使うものに美容の機能を追加した。

だから、これはもう「ドライヤー」じゃないんです。

そんな切り口でお話されると全く違うものに見えてくるんだろうなって思いますね。

「ドライヤーとはこういうものだから。」

そういう価値観をひっくり返すようなものになれば、見え方が変わってくるんですね。

その結果として10倍の値段でも売れる。

むしろ、その値段に慣れてくると10,000円の商品でも安く感じてくる。

慣れって恐ろしいな、ほんと(笑)

自分が欲しているものって少々高くても魅力を感じるけど、必要最低限のものは安く済ませたい。

みんなそうだと思います。

ドライヤーはきっと「必要最低限なもの」から卒業したんだろうな。

ね?なんかそう思いませんか?

価値観が変わるとモノの見え方がめちゃくちゃ変わる

例えば、健康食品。

若くて元気にあふれている人ならあんま必要性感じないですよね。

「しんどくても寝たら治るし!!」

そう思うんとちゃうかな?

でも、健康診断で引っかかったり、大病を患うとここの価値観ってめちゃくちゃ変わりますよね。

自分の中での優先ランキング圏外だったものが、急にトップに躍り出る…なんてこともあるはずです。

価値観で人って変わります。

今の価値観が不変だと思いすぎてないかな?大きな変化は急に訪れるもの。

これはこういうもんだから。

そうやってだんだん人って慣れていきます。

「常識」ってやつですよね。

そうすると考えることもなくなります。

そんな発想の中では、7万円もするドライヤーなんて絶対誕生しないですよね。

ドライヤーって言えば5000円ぐらいが相場やのに何考えてんの!!って怒られそうです(笑)

これはこういうもんだから。この考え方って実は結構怖いなって思いませんか?

常識を変える発想をしてみると結構面白いかも!当たり前を疑ってみよう!

昔は僕らディーラーもカラー剤やパーマ剤を販売するのが当たり前でした。

それが今はどうでしょう?

保険の案内をします。

飲み物やサプリの案内をします。

なんなら電気までご紹介します。

脱毛器、マッサージ機、「美」とつくものなら何でもOK。

今となってはそんな感じになってきました。

10年前じゃ考えられませんね。

10年前だったら「迷走しだした」とか言われちゃってたかもしれません。

でも、実際変化しています。

○○はこういうもんだから。

いったい誰がそう決めたんでしょうか?

そういう発想を変えていくと思いっきり美容業界も変わるんじゃないかなって最近思います。

こんなのどう?頭の中のアイデア集

「最高の自分を残そう。遺影写真撮影special美容コース」

「カットなし。じっくりカウンセリング相談。」

「プロがやる爪切り、爪磨き」

「なりたい姿に印象を変える眉カット&前髪カット」

「プロが教える。メイク塾。ヘアアレンジ塾」

なんて、ざっと書いてみたけど、美容に関することであれば美容室って無限にやれることがある気がします。

そもそも今のカット料金が適正なのか?今の時間の取り方が適正なのか?

そもそも論ですが、これも考えてほしいなって思います。

まわりの相場がこうだから…ではなく、自分自身の肌感として、その金額が適正かどうか?

そんな発想もこれからは必要だと思います。

価値観が変われば、伝え方が変われば、ドライヤーだって10倍の値段でも売れます。

必要だからやらないといけない。

そういう「コスト」としての発想から

なりたい自分に近づくためにやりたい。

そういう「投資」としての発想にどうやったら切り替えていけるか。

今後の美容業界の課題かもしれませんね。

「投資」と「コスト」。

この発想を常に持てば、この業界大きく変わるんじゃないかな?

そう思うとワクワクしませんか?

この記事を書いた人

前職おくりびとの美容ディーラー「はせけん」こと長谷川健太と申します!
美容室での商品販売の活性化のサポートをしたり、SNS活用術の話や働き方の話などオールマイティーにこなしてます。
取引あるなし関係なく、お困りごとや相談事があればどんなことでもお受けします。葬儀屋を経験したからわかることがあります。美容師という仕事にもっと誇りを持ってもらえるよう、美容業の価値を高める発信をしていきたい!!

ジブリとカメラとアベンジャーズをこよなく愛する中年です。
最近ハムスターと金魚を子供たちと一緒に飼い始めて溺愛中。

エクスマ96期生です!

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神戸で働く元葬儀屋の美容ディーラー。美容業界のT.M.Revolusionこと梅田美容商事の長谷川健太(はせけん)による美容師さん応援ブログ

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