映画はいろんなことを教えてくれます。
たった2時間の中でこれだけ気持ちが揺さぶられて心が動くってすごいですよね。
濃厚な2時間にしてくれるのが映画の醍醐味やと思う。
毎日繰り返される日々の中で、いろんなことが「当たり前」として流れていく。
そんな日常を改めて見つめなおせる映画。
「アバウト・タイム」~愛おしい時間について~
この映画はまさしくそんな作品でした。
時を戻せる。ただそれだけのSF的な話ではなかった。
タイムマシンとか、時間を巻き戻せる…。
そんな設定の映画ってよくありますよね。俗にいうSFものというやつです。
今回の映画もそのたぐい。でも、他のSFものとはちょっと違います。
主人公の家系は代々秘密がありました。それは親から子へと受け継がれていく秘密。
それが、時間をさかのぼる能力なんですね。
主人公は「お金持ちになりたい」と告げます。
でも、そこで父親が放ったのは、「幸せな金持ちはいない」という言葉。
タイムトラベルの先輩である父親のその言葉には重みがありますよね。
悩んだ末、主人公は、そのタイムトラベルの能力を「恋愛」に活かそうと考えて動き始めます。そこから話が始まっていくんですよね。
「残り24時間しか生きられないとしたら何をする?」
この映画の監督は、「リチャード・カーティス」という人で、この「アバウト・タイム」という映画は、この監督が友人と話した何気ない会話から生まれた作品だそうです。
あの時こうしていれば…
どうしてあの時あんな選択をしたのだろう…
そう誰もが1度は思ったことがありますよね?
そんな誰もがどこかで共感できるストーリです。
父から子に告げた「幸せになる秘訣」に込められたメッセージ
みんな幸せになりたいって願いますよね。
僕ももちろんそう思ってます。
この映画では、父親から主人公に「幸せになる秘訣」について話すエピソードがあります。
ここは本当に心に沁みるシーンです。
僕は自身も見つめなおしたいなって思えました。
是非、実際に見て自分の心で感じてほしい。
映画の登場人物はあの人
映画の登場人物は誰もが見たことがあるあの人なんですよね。
そうです。ハリーポッターでウィーズリー兄弟のビル役をしていた「ドーナル・グリーソン」さんです。
それにヒロインがめちゃくちゃキュート。
ヒロイン役は「レイチェル・マクアダムス」さん。
「きみに読む物語」とかが有名かな?(この映画もめっちゃ好きです)
2人のほほえましいやり取りにも注目です。
見終わった後に感じるもの
映画は「GIFT」
どんな映画も作者から何かしらプレゼントが込められているもんだと思ってます。
この映画を見終わったとき、
「毎日を大事にしたいな」
「今に感謝したいな」
「家族を大事にしたいな」
そんな気持ちになりました。
今が楽しくない。もっといい暮らしがしたい。いいことがない。お金持ちになりたい。
とにかく毎日楽しいことがあまりない。
そんな気持ちの人はきっと変わると思う。
僕が一生宝物にしたい映画。それが
「アバウト・タイム」~愛おしい時間について~
です。
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