こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。
なんだか元気が出ないな。
いいことないよな。
そんな思いでへこむことってありますよね。
体の疲れって寝たらだいたいマシになるのに、心の疲れって残っちゃう。
そしてその疲れってずーんって重たいですよね。
そんな人は「こころのお風呂」が必要かも!?
書斎の鍵という本がおしえてくれた「こころのお風呂」という考え方
喜多川泰さんが書いている「書斎の鍵」という本では、本を読むということがどんな意味を持つかを物語を通して語りかけてくれます。
本を読むのってめんどくさい。
本よりゲーム。
本より趣味。
本よりSNS。
ついつい優先順位が低くなっていく本を読む時間。
でもね、その本を読むということが自分にどんなことを教えてくれるのか。
自分の考えをどう変えてくれるのか。
そういうことをこの著書では教えてくれます。
全体的にとても心温まる本で、涙なしでは読めない素敵な作品です。
この著書の中では、本って「こころのお風呂」なんだよって教えてくれます。
こころのお風呂?それってどういうこと?って思いますよね。
体は毎日お風呂に入ってきれいにするんだから、心のお風呂も入ろうよ。
それが、「書斎」なんだよって語りかけてくれます。
なぜなら、読んできた本たちがマインドをリセットさせてくれるから
「書斎」なんて持ってる人少ないよねって最初は思ってました。
でも、それは本を読んでいくと、間違いにすぐ気がつきます。
順番が違うんですよね。
書斎があって本を並べるんじゃなくて、本をたくさん読んでいくと書斎が必要になるよねということなんです。
つまり、書斎は自分の読んできた本の歴史。
1度読んだ本は、背表紙だけでも内容をある程度思い出せるもんです。
読んだ本を眺めるだけで悩んで揺らいでいた心もリセットできる。
だから、書斎は「こころのお風呂」というんですね。
自分の心に生じる迷いや悩みをリセットできる方法ってなかなかありませんよね。
そのための講習がたくさん開かれるほど、多くの人がその方法を探しています。
でも、この本は、それが本を通してできるんだよって教えてくれます。
読めば読むほど、心の奥底がじわっと暖かくなるし、読み終えたときには、もっと本読みたいなって思えるはずです。
それだけの魅力を、この本はおしえてくれました。
きっと喜多川泰さんのファンになるはず
本から伝わる文章にも、人柄って表れます。
喜多川泰さんの本はとにかく「あたたかい」んです。
抽象的な表現だけど、本当に心が温かくなる。
こういうことを大事にしたいなって心底思えるし、忘れかけていた大事なものを思い出させてくれる作品が多いです。
本に出てくる主人公に共感して、こんな生き方しよう!!って思うし、人に優しくなれます。
これはね、間違いないと思う!!
それはきっと主人公の抱える悩みが、自分そのものだから
なぜそこまで思えるのかな?それはきっと主人公に自分を重ねることができるからだと思います。
どの作品も主人公は最初多くの悩みや迷いを抱えています。
この、「書斎の鍵」だってそう。
悲観的になったり、自暴自棄になったり、若干諦め癖があったり…。
自分も少なからず持っている弱い部分と重なるんですよね。
だから、「わかるなぁ、この気持ち…」ってなるんです。
そんな主人公がいろんなきっかけで心の在り方に気が付いて変わっていく様は、最初に共感している分、まるで自分のことのように疑似体験ができます。
この感情の変化がたまらないんです。
ステキなんです。
何度も読み返したくなるんです。
そして、共感する気持ちが高まって読んでいて涙するんですよね。
是非、この体験を共有してほしいなって思います。
こんな時はこんな本を読んでほしい。
喜多川泰さんは本当にいろんな本を出していますが、そのどれもが人に贈りたい本ばかりです。
本って自分で買わないと読まないもんでしょ?って言われそうですけど、喜多川さんの本だけは違うと思います。
どんな気持ちで誰にどの本を贈るのか?
それできっと伝わります。
就職活動で悩んでいる子には「手紙屋」
仕事の在り方に悩んだ人には「福に憑かれた男」
自分は運がないよな。うだつが上がらないなと悩んでいる人には「書斎の鍵」
見栄ばかり張ってしまうし、自分に自信がないなと悩んでいる人には「「必ず会おう」と誰もが言った」
(これは映画化もされてますよね)
僕なら、それぞれの書籍をこういう人に贈ります。
それだけメッセージが強いから!
本で変わるなんていうと大げさかもしれないけど、それだけ感じ取るものは大きいと思います。
読むならぜひ紙の本を買おう
電子書籍がメジャーになってきているけど、読むならぜひ紙の本を買ってほしいなって思います。
喜多川泰さんは、著書の中で「本は五感で読むもの」とおっしゃっています。
今どれだけ読み進めているか。その分厚さやページをめくる感覚もぜひ味わってほしいということですね。
考え方があたたかくて人間味があって素敵ですよね。
どうせ紙の本を読むなら、是非気になるところは線を引いて、ページの端を折って自分だけのものにしてほしいなって思います。
そうすれば、読み返すときにね、自分は前こんなところに共感していたんだなって自分の足跡をたどれます。
1度読んだ本を読み返してみても、共感する部分は一緒だったりして面白いですよ。
本は苦手だなって人こそ、喜多川泰さんの本に触れてみてほしいな。
きっといい出会いができたって思うはずです!!
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