こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。
夏休み、コロナでなかなか外に行けない我が家ではあるゲームが話題。
子供たちはみんなはまっているゲーム。
それが、あの「フォートナイト」。
最初はね、あんまりよくないゲームなんちゃうかな~って先入観で思っていました。
打ち合って殺しあうのってどうなの?良くないよね!!そんな危ないゲーム!!
だから親としては、乗り気じゃなかった。
よくわからないもの。よく知らないものってどうなの?ってやっぱり思いますよね。
でも、中身をよーく理解していくと、こりゃすごいなって思うところがすごくあったんですよね。
結果、どうなったか?
見事に親の僕もハマりました(笑)
もうこれね、ただのゲームじゃなかったんですよ。
規模とか話題を生む仕組みづくりとか、本当にすごいと思うんですよね。
今回は、フォートナイトのことはあんまりよく知らないなって人にこそ読んでほしいブログ!!!
全世界3億5000万人のプレイヤー数突破は伊達じゃない。
3億5000万っていわれても大きすぎてピンとこないですよね。
これ、登録者数だけで見ると、実はアメリカの人口より多いんですよ~!びっくりするでしょ!?
2019年時点でのアメリカの人口は、3億2820万人。
日本は2021年時点で1億2301万1千人。
フォートナイト人口、やばいよねって話ですよね。
たかがゲームのレベルを超えちゃってるんですよね。
やったことがある人。
子供がやっている人。
名前は聞いたことある人。
どれかに当てはまるんとちゃうかな?
ほんとただのオンラインゲームだと馬鹿にしていた自分は知らなさ過ぎたって話ですよ(笑)
実際、フォートナイトの2019年の売上は18億ドル。日本円にして1940億円なんだそうです。
これ、オンラインゲーム市場で断トツ1位の売上なんだそう。
しかも、フォートナイト内で売っているのはよくある携帯ゲームのような武器とかじゃないんですよね。
課金すれば強くなる…そういうのとは全く違います。
スキンと言われる「見た目」とエモートと言われる「リアクション」。
この2つが課金要素なんです。
つまり、お金をかけても強弱には影響しないので、ライトユーザーでもアバターの着せ替えのように課金しているってことなんですよね。
実質無料、ソフトなしでこんな売上をはじき出しています…
もうゲーム=ソフトを買うっていう概念が覆されそうですよね。
ゲーム自体はほんまおもろいもんね~。
やってみてわかった…この面白さ。
見事に大人もハマりました(笑)
あのNETFLIXも最大のライバルはフォートナイトだと公言してるし、すごいコンテンツですよね。
時間の取り合いなんやろうな(笑)
たった9分で22億円!?その市場規模は異次元の世界へ。
たった9分で22億!!
これ、何の数字でしょ?
これだけ市場規模が大きいとたくさんいろんなところがコラボ企画をします。
以前「トラヴィス・スコット」がこのフォートナイト上で実施したヴァーチャルコンサートの出した数字。
そこで出した記録がこの数字なんですよね。
たった9分間のオンラインコンサートイベントで22億円を売り上げています。
すごくないですか?
コンサート会場のリアルではこんな数字は作れませんよね。
オンラインゲーム上でのイベントとか、こういうのも当たり前になってくる時代が来るのかな?
他にも、たくさん有名な作品とコラボしています。
コラボした作品
アヴェンジャーズ、ストレンジャーシングス、プレデター、エイリアン、マンダロリアン、バットマン、アクアマン、ブレイド、XーMEN、デアデビル、ヴェノム、トゥームレイダー、ストリートファイターなどなど…盛りだくさん。
そして、8/10からは「スーパーマン」とコラボです。
もう海外ヒーロー総ナメしてんとちゃうかっていう域ですよね。
これだけコラボが生まれるほど、大きな市場なんだなって感心します。
実際、そのキャラをゲーム内で使えたり、ライトセーバーも武器で出てきたりするんで楽しいですよね。
僕なんて、アヴェンジャーズ(MCU)もDCもスターウォーズもヴェノムのトゥームレイダーも好きです。
もうやらない選択肢なんかないですよね。
おまけに今フォートナイト内では、宇宙人が攻めてくるという物語が繰り広げられていて、その話の内容が、「第9地区」や「インデペンデンスデイ」、「THEY LIVE」の物語をうまくなぞっていて、その部分も面白いです。
ただバンバン打ち合いしてるゲームとちゃうんですよね。
そこ、伝わってほしい!!
リアルタイムイベントでアリアナ・グランデ登場。リアル参加型の先駆者か!?
そして、つい最近あったイベント。それが、アリアナグランデのライブショー(ゲーム内ではリフトツアーと呼ばれていました)です。
リアル参加型のイベントで、指定された時間にログインするんですよね。
簡単にいうと、アリアナグランデのプロモーションビデオに一緒に入って味わう参加型PVのような催しです。
「このハンマー」「このシーン!」
ファンならうなる演出だったようです。(僕はあんまり知らない笑)
こんな有名なアーティストがどんどんコラボしてくるってすごいですよね。
しかも参加型なので、フレンドがいる人は友達と一緒にカウントダウンまでの高揚感やイベントをリアルに会話しながら楽しめます。
すごい時代になったよね、ほんと。
百聞は一見に如かず。イベントはこんな感じですよ。
SNSの使い方、話題を生む仕掛けがうますぎる。
何よりSNSの視点から見ても運営側はうまいよなって思うんですよね。
それは、次のアップデートの情報を小出し小出しにするんですよね。
それもめちゃくちゃ細かいです。
ある日、急にMAPに変なポスターが張られたり…(これはアリアナグランデコラボの伏線でした)
Twitter、facebook、Instagram、それぞれで出す情報を変えていたりします。
物語も多くは語らず、伏線だらけ。だから、それを必死に考察しようとする人がたくさん出てくるんですよね。
クリエイターサポートという戦略はすごいと思う。
もう1つ驚いたのは「クリエイターサポート」という仕組み。
これは、「フォートナイト」に関して動画を上げる人や発信をする人に対して、運営側も応援をしますということなんですよね。
具体的にいうと、
- 動画の発信者は動画内でサポートお願いしますという。
- 動画を見た人がゲーム内でサポートをしたい人のIDを入力してサポートをするを選ぶ。
- このサポーターとなった人が、ゲーム内で何かを購入すると、クリエイターの報酬が入る。
という仕組みです。
要するにゲームのプロモーション(宣伝)をやってくれていて、なおかつファンの多い人には報酬が入りますということなんですよね。
そりゃーこぞってみんな動画上げるよねって思いますよね。
しかも、影響力の高い人しか使えないモードがあったり、選考でアイテムを配布したりしています。
CMを運営側ではなく、プレーヤーにしてもらっている。
これってすごいと思います。
子供は純粋にアクションを楽しんで、親は物語の考察にはまる。
ただの打ち合いのゲームではないんですよね。
ゲーム内で映画を見るプロジェクトも以前実施していたそうです。
映画「TENNET」の公開を記念して、クリストファーノーラン監督の3作品を無料で上映するイベントをしていました。
大きなスクリーンのあるエリアで、「インセプション」などの映画をゲームのキャラ越しに見る。
もう不思議すぎますよね。でも、実際にイベントとして成功しています。
3億を超えるユーザーに一気にプロモーションをかけることができるツールなんて、なかなかないですもんね。
話題性という部分では、すごい効果だったんじゃないかなって思います。
打ち合いだけだと思っていた僕は、正直面食らいました。
ガチで競ってプレイするのもよし。そういう人には「eスポーツ」という道もあります。
2019年に開かれた大会では16歳の少年が優勝していました。
その賞金額は300万ドル。日本円に直すと3億越えです。
驚愕です、ほんと。
迷路やアスレチックなど友達と楽しむのもよし。
僕みたいに、物語の考察で楽しむのもよし。(だからとっても弱いです)
いろんな幅を利かせた遊びがあるのは本当に魅力的ですよね。
もうただのゲームではない!これは1つの大きなコミュニティなのでは!?
ね?ただの打ち合いのゲームじゃなかったんですよ。
これはもう立派な1つの大きな新しいコンテンツだと思います。
知らずによくわからないと言って否定していた自分が恥ずかしい!
深く知るといろんなことに気が付くことができるし、ゲーム1つとっても世の中大きく変わり始めているんだなって感心します。
最近では有名なサッカー選手やNBAの選手までもがコラボしています。
これからもたくさんの企業がコラボしそうな予感、しまくりです。
とにかくSNSの使い方や、話題を生む仕掛けづくりには脱帽です!!
フォートナイト、マジですごいかも!
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