自宅でする毎日のホームケア。
今使っているアイテムのままでも少しでも効果をあげたくないですか?
トリートメントはほんの少しの工夫で結構変わります。
美容業界に長くいるからわかる効果的なトリートメントの仕方をご紹介。
トリートメントが補うもの
髪の毛の主な成分はたんぱく質です。
8割から9割を占めているのでほとんどがたんぱく質なんです。
残り10%が水分でメラニンとか髪を黒く見せている部分が3%ぐらいです。
後の残りは脂質、つまり油分ですね。
みんながパサつきとかうねりとかで悩んでいる水分と油分は、
実はこの10~20%の数値の上下で起こる悩みなんですね。
トリートメントは、このうちの油分とたんぱく質を補う役割ですね。
引用:PPT美容研究所
1.トリートメントを付ける前にしっかり髪の毛の水気を切る
髪の毛って入る量がきまっています。
お風呂でシャンプーした後の髪は水で膨れて満タン状態です。
そこにそのままトリートメントをつけてももうほとんど入りません。
せっかくいいもの使っていてももったいないですよね。
だから先に含みすぎた水を出してあげる必要があります。
しっかりギューッと絞って髪から水を絞り出すイメージですね。
これでトリートメントがしっかり入る場所がちゃんとできます!
2.毛先から根本付近に広げるようにトリートメントを付ける。
1番髪の毛で弱っているのは「毛先」です。
今までの履歴がすべての残っている場所が毛先です。
恐らく何百回というシャンプーにも耐えてきている部分ですね。
まずはこの毛先にしっかりとつけてあげてください。
そしてそこから中継地点の中間部分までしっかり伸ばしてくださいね。
3.あらめのくしでコーミングする。
髪の毛はものすごく細いので、どれだけ丁寧に塗ってもムラになります。
運良くたくさん届いたところと全然届いてないところが出てきたりするんですね。
そこで使えるのが『コーミング』です。
髪の毛を目があらめのコームでするするーっと何回か通すと、全体にまんべんなく行き届いてくれます。このひと手間をするかしないかで結構変わります。
これは美容師さんもお店でトリートメントするときはほとんど使っている技術です。
ここは手間をかけてやりましょう。
特に髪の長い人は、ムラになりやすいのでおすすめです!
4.毛先はもみこむ。
毛先は中が結構スカスカになっている場合も多いです。
だからその分、しっかりと手でもみこんでげましょう。
ゆっくり優しくもみ込んであげる。
この優しさで毛先のおさまり具合変わります。
5.3〜5分時間をおく
トリートメントは髪の毛のご飯です。
髪は繊維。浸透に時間がかかります。
ご飯を駆け込みで数分で食べれるのは、外回りのサラリーマンと力士さんだけです。
髪の毛のご飯の食べ方は丁寧です。
だから食べるのに多少時間がかかるんですね。
ちなみに温めると浸透時間が上がります。
だから、この時キャップしたり、髪にターバン巻くと効果が上がります。
美容室でトリートメントをしてもらう時も、ローラーボールというくるくる回ってあったかくなる機械に入れられることがあると思います。その理由は浸透にあるんですね。
理想としては、お風呂入ったらはじめにシャンプーしてトリートメントつけて、体洗ってから全部流すのがいいと思います。
トリートメントつけたままターバンして、湯船に少し浸かってから流すのが1番いい方法です。
6.しっかり流す。
どれだけいいものでも残るとよくないです。
余分なものはきっちり洗い落としましょう。
残っているほうがいい。少しぬるっとするぐらいがいい。
これは間違いです。浸透させたらきっちり洗いましょう。
まとめ
以上、6点を少し気をつけるだけでだいぶ変わります。
どうですか?少しは参考になりましたか?
しっかり手間暇かけてあげてくださいね。
ほんの一手間で変わります。
髪は繊維。もみこみで変わる!ぜひ実践してみてください。
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