大手ポータルサイトでもどんな広告でも同じことが言えるのかも。
それは、「比べられてしまう」ということ。
あっちよりこっちのほうがいい感じ。
あっちよりこっちのほうが安い。
そうやって比べられる。
ネット社会でこの「比べられるとき」に何を大切にしていかないといけないのかな?
じぶんらしさこそ唯一無二の魅力
それは「自分らしさ」という部分。
ぼくはエクスマ塾という講習でその魅力に気が付きました。
人よりも優れているとか劣っているとじゃなくて、自分もしくは自分たちにしかない魅力に気が付くこと。
その点がとっても大事になるんだよということ。
誰よりもどうとかライバルよりもどうとかじゃなくて、自分を見つめなおす仕事。
それが魅力をひきたてて目立たせる原動力になるんですね。
だから再度、今は自分を見つめなおすときなんじゃないかなぁって思います。
自分自身の魅力は何?
人って同じ顔の人もいなければまったく同じ人生を歩んできている人もいない。
だから、自分っていう存在は世界でたった一人なんですよね。
世界でたった一人しかいないのに、一生懸命人と比べてその人になろうとする。
真似しようとする。
無意識で比べちゃうんですよね。これはみんな一緒です。私も相当人と比べていました。
でもね、不思議なもんで、人と比べれば比べるほど自分の心は貧しくなって疲れていきます。
比較して差が開けばあくほど「幸せ」とは反比例していくんですよね。
似たような考えの人が似たような仕事をして似たような結果を求めていく。
これは楽しくないですよね。結果が似てるから値段の差になっちゃうんやと思います。
だからね、まずは自分にしかできないことがあるんだって思うこと。
この考え方はめちゃくちゃいいなって感じます。
みんな「幸せ」になりたいし、誰かの役に立いたいって思ってますもんね。
自分にしかできないことが必ずあるから、まずはそれを探そうってことですね。
自分の歩んだ来た軌跡にこそヒントがあるのかもしれません。
自分だけの唯一無二、探しましょ!
お店の場合は、自分のお店「らしさ」という部分ですね。
よく難しい言い方で「差別化より独自化」っていうけど、つまりはこういうことですよね。
その気持ち、1番届けたいのはどんなひと?
さぁ、自分だけの唯一無二が見つかったなら、次はその自分を誰に見てほしいかですよね。
自分、自店の魅力は誰に知ってほしい?
老若男女問わず…お年寄りからお子様まで…そんな感じで言いたいのをグッと我慢して、ここは限定していく部分かもしれません。
「誰に?」
この部分がもやっとしてるとやっぱりもやっと伝わっちゃうんですよね。
だから、なんかしっくりこない。広告を出してもおもっていたような人が来ない。
リピート率が悪い。そうなっちゃう。
でも限定するのって…絞るのって怖いです。それは自分自身やってみたことがないからですね。
やってみるとわかるし、世の中の目を引くものって意外と的を絞った打ち出し方をしています。
だから、「あなたのことをいってます」「あなたに見てほしい」「あなたに届け!」
そんな気持ちで宛先をちゃんとつけて出すこと。これが大事なんですね。
「え?これってもしかしてわたしのことじゃ?」って思わせてこそ意味があるって感じかな?
宛先がないとメッセージは届かないんですね。
そのメッセージは何を使って届けてる?
その伝えたいメッセージを何をつかって届けてるのかな?
この何を使うのかも実は重要です。
届けたい相手の普段のライフスタイルまで想像して、その人たちが1番見てくれるものって何だろう?
そこまで考えて発信する。そうすることで伝わりやすくなります。
普段何をみてるのかな?新聞は読む?Twitterはやってる?チラシとかみるのかな?
そうやって想像していくと見えてくるものがありますよね。
SNSも手紙と一緒だと教わった
私は、以前「SNSも手紙と一緒だよ」と教わりました。
SNSも手紙なんですよね。だからこれも宛先がないとちゃんと届かない。
不特定多数というよりは、「〇〇さんのために書く」「□□さんのことを思って書く」
そういう書き方こそ、ちゃんと届いて響いてくれるのかもしれません。
いいねの数とかそういうので一喜一憂するとかじゃなくてね(陥りがちやけど)、ちゃんと届けないなって人に届いていたらOKってことですよね。
手紙はやり取りしてなんぼ。だからどんどんコミュニケーションをとっていくのがきっと理想的なやり方なんだろうなぁって思います。
「個」を出していく勇気
SNSに関しても、ブログに関しても「個」を出すのって抵抗がある人が多いです。
それは私自身も一緒。
でもね、人って自分と共通の趣味のある人とか、気が合う人とか、相手のちょっと意外な面とかに興味を持って惹かれたりしますよね。
そう思いませんか?
「個」の部分に興味がわくんですよね。当り障りのないフラットな言葉ばっかりじゃなんも面白くないし、響かないってことですよね。
だから、「自分自身」をどんどん出していく。お店の場合も一緒。そこで働く人のことをどんどん出していく。そうしていくうちに、知らぬ間に親しみとか愛着がわいたりしていくんだろうなって思います。
ちょっと勇気がいるけどみんなが知りたいのは「あなた自身のこと」だったりします。
だからどんくさい失敗談も自分の考えていることも、趣味のことも好きなこともどんどん発信してほしいです。
伝えたい人にちゃんと届けてファンになってもらおう
商売で1番理想なのはファンになってもらうということ。
ファンって何だろう?
これは日経新聞の記事に分かりやすいコラムがのっていたとTwitterで紹介されていました。
ファンというのは、最初、「なんとなくその人を観ていると楽しい」というところから始まり、
「その人が活躍したり、いい成績を出したりすると嬉しい」という段階を経て、
「もう、ただ、その人が幸せそうなら、活躍とか成績とかどうでもよくなる」という境地に
達するものだと思う。
そして、最後は「ただ、その人がこの世の中に生きているというだけで、なんだかうれしい」
となっていく。
これを読むと、どんな商売も大切なのは
- ①愛情
- ②ちゃんと顔が見えるつながり
なんだなって改めて感じますね。
自分たちがだしている広告がどうなっているのか?
自分たちの発信がどうなっているのか?
1度振り返ってみるいい機会になれば幸いです。
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