シャンプーって誰に習いましたか?
そういわれてさっと答えれる人は少ないと思います。
だいたいは親のやり方を知らず知らずのうちに真似ているんですよね。
そうです。シャンプー方法は一家相伝なんです。
じゃあ正しいシャンプーの方法ってどうやるの?
美容師さんが実践している正しいシャンプー方法とは?
「正しいシャンプーの6つのポイント」とは
1.シャンプーは夜にすべし
朝シャンって一時期流行りましたよね。
朝シャンする=ちょっとおしゃれというイメージでした笑
どっちのほうがいいんでしょう?
朝のほうがすっきりしていいんじゃないの?
その日の汚れはその日のうちに…これが鉄則なんです。
なぜなら、汚れも酸化して取れにくくなったりするからなんですね。
酸化すると、においが発生します。頭臭くなるのは避けたいですよね。
そして、夜シャンプーしてるのに、朝にまた朝シャンするとフケとかかゆみの原因にもなるので要注意です。
2.シャンプーの極意は予洗いにあり
髪の汚れって最初のすすぎで7割取れる。
これ、本当です。
シャンプー剤の本来の目的は「頭皮を洗うこと」です。
洗濯でも「予洗い」っていう言葉があると思います。
初めにブラッシングをして髪についた汚れを払って、
2~3分ほどのすすぎ。
これで汚れは7割取れます。
2~3分って意外と長いですよね。
3分といったら180秒。チキンラーメンができちゃう時間ですからね。
でも、髪の長い人ほど初めのすすぎは大事なんです。
この最初のすすぎのときに、頭皮までしっかり濡れていない方が圧倒的に多いそうです。
地肌にしっかり水が行き渡ること!!
ここがしっかりできていないと、どれだけシャンプーで泡を立ててもその泡が頭皮にまで届きません。
予洗い大事です!!
せめて「しっかり濡らした」という感覚があるまでしてほしいところです。
もともと汚れって水と油と界面活性剤があればとれるものなんだそうです。
車のフロントガラスについた鳥の糞。
見つけるとかなりブルーになりますが、これも水を付けてタオルで
ゴシゴシすると汚れが浮いてきて取れてきますよね?
これは、水と混ざって汚れが乳化して取れてきているからです。
泡だてなくても汚れは取れるんですね。
家にあるシャンプーは、この乳化の力に+αで泡というものを発生させて
イオンの力で汚れをさらにくるみ取る工夫がされているんだそうです。
泡が細かいほうがいいっていうのは、汚れをよりくるみ取る力があるからという理由とあとは髪の摩擦を防ぐという理由があると思います。
最近は泡という概念を払拭した泡立たないクリームシャンプーなんかも出てきていますね。
トリートメントで洗っているような感覚。
今までの概念から考えると不思議ですけど、汚れを取る理論から言えば
ちゃんと機能は果たしているんですね。
3.シャンプーの温度は40度以下にすべし
食器洗いは素手でする派ですか?それともグローブをしてする派?
冬の寒い日にお湯で洗うとかゆくなりませんか?
でも、しつこい油汚れはお湯じゃないと取れないから…
まさにここがポイントです!
お湯は油を取る力がUPします。それは手も一緒なんですね。
手の油分も一緒に取っていくから乾燥して手がかゆくなってくるんです。
そして、これは頭皮も一緒です!
熱すぎるとかえってかゆみとかフケの原因になります。
頭皮って爪でグッて押してもあんまり痛くないですよね?
痛みに鈍感な場所なんだそうです。
だから42度とかにしてても気持ちは平気なんですけど、
頭皮にとってはなかなか過酷です。
4.シャンプー剤はまず手に伸ばしてからつけるべし
シャンプーをポンプから出してそのまま頭皮にペタッとつけがちですがストップです。
これは単純にもったいないです。
なぜなら、たぶん足りなくなってシャンプーの追加をするはずです。
追いシャンと呼ばれる方法ですね。
シャンプーをてのひらに出してちゃんと伸ばして、少し泡立てるぐらいにしてから指を開いて全体になじませる。
これで全体にまんべんなくシャンプーがつくので使う量節約できますよ。
5.頭皮は下から上に洗うべし
ゴシゴシと洗う時、どうやって洗いますか?
上から洗う人がほとんどじゃないでしょうか?
実はね、これ逆なんです。
順番なんてあるの?って思うかもしれませんがちゃんと理由があります。
髪の毛は、首元の部分(美容業界ではネープの部分といいます)の毛が1番多くなっています。
だからまずはここを入念に洗いつつ、下から上にゴシゴシとあがっていく!
これが理想的な洗い方です。
是非下からゴシゴシしましょう!くれぐれも爪とかたてないでくださいね。
6.シャンプーの締めはすすぎにあり
予洗いしっかりと言いましたが、すすぎもおんなじです。
すすぎのこしがあるとなんだかスッキリしないですよね?
服でも洗剤少し残ってるけどってなんか嫌な感じですよね。
それといっしょです!しっかり洗ってください。
ポイントは耳の後ろとか首元の部分のぬめり感が取れるまでです。
7.まとめ
以上、シャンプーのポイント6つをお伝えしました。
自分のやり方はあっていましたか?
ほんの少しの違いだけで結構変わるものですね。
「健康な髪は健康な頭皮から」
毎日することだから少しの変化もチリが積もれば…というやつですね♪
シャンプーの語源はヒンズー語のチャンプーです。
チャンプーは「マッサージをする」という意味。
ザザーっと洗うのではなくて、マッサージするつもりで洗ってみるといいかもしれませんね。
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