こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。
芸術は爆発だ!なんて到底言えないほど、芸術には疎い僕です。
どの絵画が誰の作品で、どんなものが有名なのかも正直あんまりわかってませんでした。
興味がないというよりかは、よくわからないし難しいという印象かな。
これを見て何を思えばいいのかわかんない。
それが正直な気持ちかも。
今回、そんな絵画から気づくお話という題材のエクスマセミナーがあったので参加してきました。
あえて知らなさすぎるからゆえの好奇心でしょうか(笑)
なんかね、自分でもついていけんのやろか?
ちゃんとわかるんやろか?
そんな気持ちでふと参加してみたくなったんですよね~。
で、受けてみてどうだったかって?
焦らない焦らない。
ブログにするぐらいやからご察しでしょ??
では、回顧録のはじまりはじまり~。
印象派という絵画から見えてくる人間ドラマで映画作れそう。
これ映画作れそうやん。
藤村先生のお話を聞いていてマジでそう思いました。
複雑に絡みあう人間ドラマ。
なにくそと立ち上がる画商と画家。
少しずつ変わっていく世間。
否定されたものが覆され、評価されていなかったものが実は大きなきっかけを生んでいる。
ね?ドラマですよ。映画、つくれますよ、これ。
そう思いながら興奮気味に聞いていました。
実際、有名な画家をスポットに当てた映画はたくさん作られているそうです。
印象派って明るいイメージありますよね。
写実的なものと違って「絵画」って言葉の代名詞みたいになっています。
この明るさが人気だったそうですけど、初めから人気だったといえばそうじゃない。
そこに大きなドラマがあったんですよね。
それがほんとに面白かったんですよ。
なぜなら、そんな単純なものじゃなかった。
実はそんな単純なものじゃなくて、印象派の作品は、最初は思いっきり否定されていた絵画のジャンルだったそうです。
驚きですよね。なんで?って思いますもん。
力作書いたのに、肌の質感が腐乱死体みたいやって言われたらどう思います?
怒るを通り越して悲しい気持ちになりますよね。
初めはそれぐらい酷評されていたそうです。
でもね、捨てる神あれば拾う神あり。
ちゃんとそこに目を向けていた人もいたんですよね。
この人、すごいです。クレバーです。
まさか絵画の話からこんなにビジネスのことを学べるとは思ってなかったので驚きました。
ボロカスに酷評だった印象派の作品に可能性を感じて、この画商が動くんですよね。
ヨーロッパは固定概念が強すぎる。こりゃあかん。
だったら、市場を変えよう。
どうせなら有名な人のお墨付きももらったらいいんちゃうか?
そうや、雑誌を作ってそこに書いてもらおう!
これ、立派なインフルエンサーマーケティングですよね。
それをやってのけて成功してるんですよね。
びっくりするでしょ?ボロカス言われてたら諦めてもおかしくないのに違うんですよね。
世の中賢い人は発想が柔軟やなって思います。
評価されてないからよくないわけじゃない。否定されたからダメなわけじゃない。
その時評価されていないからダメなのかな?
誰かに否定されたからそれは価値のないものなのかな?
そうやって決めつけると、本当は見えていたものも見えなくなってしまうんじゃないかな?
お話を聞いていてそう感じました。
実際、印象派の絵画はヨーロッパで生まれたのに、その多くの作品は遠くアメリカにわたっているそうです。
ヨーロッパに至っては後から逆輸入している状態。
なんでこの絵画はここに展示してあるんだろう?って思いながら眺めてみると視点が変わりそうですよね。
そして画家として絵を描いていた人たちのつながりやドラマもすごいんですよね。
聞いたことのある有名な人たちが一緒に絵を描いている。
すごい時代があったんだなって思います。
実は今もすごい時代やけど気が付いてないだけやったりして(笑)
互いに影響しあって、その時はあまり評価されていないものでも後々、美術界にすごい影響を与えていたりするんですよね。
面白いです。
誰かが誰かに影響を与えている。本当に無意味なことなんてないのかも。
歴史を紐解いて作品を見ていくと、1本のレールがうっすら見えてくるような感覚になりました。
これ、全部、つながってるんやな。
ゼロから急に生み出したんじゃない。
いろんなものが絡み合って影響しあって新しいものが生まれている。
そう思えました。
めちゃくちゃ否定されていたものにすごい価値が生まれる。
なにこれ?って言われていたものがすごい影響を与えるきっかけになる。
そんな歴史の変革を見ていると、本当に無意味なことなんて何一つないのかもって思います。
無駄なんて言葉で片づけて効率だけを求めていると、いろんなものを見落としそう。
自動車のハンドルとか、工具も遊びがないと壊れるっていうけど、生き方にも遊びがいるよねってことですよね。
そんな気がします。
寄り道したり一見無意味なことでも人から否定されることでもきっと意味がある。
全部つながっている。
だから、ちゃんとその時その時を味わおうよ。
そういわれているような気がしました。
タイムマシンが欲しい!!と本気で思った瞬間。それはゴッホの話題の時に訪れた。
ゴッホのお話をしてくださっている時なんて、
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」って思いながら聞いてました。
ほとんど海外なんて行かない僕も、ニューヨーク近代美術館には行ったことあるんですよね。
印象派を代表する画家の作品をリアルに間近で見ているんです。
でも、その時の僕は作品をみて何かを感じ取るよりも、
「これ、ほんもの?こんな風に置いててええの?普通に触れてまうやん、これ」
「もっとこう厳重なガラスケースに入れるとかしたほうがいいんとちゃうん?」
とそんな心配ばかりしてました。
何の心配やねん!!(笑)
あ~もっとちゃんと見ればよかった。
もっとちゃんと味わえばよかった。
セミナー中、そんなことを思いながら聞いていました。
深く知ると見え方って変わるな、ほんと。
芸術って何のためにあるのかな?
芸術って深く知ればこんなに面白く感じるんだなって思いました。
作品を見て「感じとる」その感性を大切にしたいな。
いろんなことを知るというより、知りたいなって思う好奇心を大事にしたいな。
いろんなことになんで?って思いたいな。
最後に藤村先生は、芸術って何のためにあるのかな?ということを、書籍を引用して紹介してくださいました。
「人間どうし仲良くやる知恵」それが芸術。
言葉がなくても文化って人をつなげてくれるんだなって思わせてくれる言葉ですよね。
シンプルだけどそこにいろんな思いがこもってるんだろうなって思わせてくれる言葉。
芸術の世界を見ていると、どういう人と出会ってどういう言葉を発していくのかで人生変わるんだろうなって思います。
縁があっていろんな人と出会ってきたんだから、その縁を宝物にして生きる生き方を選びたいな。
モノではなく、心が豊かになる生き方を選びたい。
芸術からそんなヒントをもらえた気がします。
セミナーの最後に流れてくるこの言葉が心に沁みるんですよね。
心にじわっとにじんでしみ込んでいくような優しい気付きをくれるエクスマには感謝したいな。
あんまり興味のなかったことでも、こうやって写真を撮ることも忘れるぐらい聞き入ってしまう藤村先生のお話は魅力的です。
楽しそうに面白そうにお話をしてくださるので、物語を聞いているような感覚で受講することができました。
芸術は爆発だ!の言葉の奥に何があるのかも感じ取れるかも。
楽しい学びって最高やね。
僕のターニングポイントになったエクスマはこうやっていろんなことを学ばせてくれます。
マジで参加して価値観とか生き方変わったって思うもん。
エクスマ塾はまだ1名空きがあったのかな?
気になる人はチェックしてみてくださいね。
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