こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。
「素敵!!」とか「すごい!!」とか「やばい!!」とか、そういう表現ってよくしがちですか?
僕はね、めちゃくちゃそういう抽象的な表現しちゃいます。
もう「めちゃくちゃ」って言ってる時点抽象的ですよね(笑)
こういう言葉って勢いがあっていいんだけど、言葉に含まれる想いが伝わってるのかどうかって微妙ですよね。
小説だとアウトな表現だと思います。
こういう抽象的な言葉にこそ深みを持たせていきたいな。
抽象的な言葉を多用すると言葉が安っぽく聞こえる。
深みを持たせていきたい理由は、言葉がどうしても安っぽく聞こえてしまうからなんですよね。
「すごい」とか「素敵」とかも表現としては使いやすくていいんやけど、どうも軽く感じます。
どれだけ伝えようとしても、意図して伝わらない。軽く伝わっちゃう。
それが抽象的な言葉の特徴だと思います。
すごいとかやばいとか、そういう表現って、きっと声に出して初めて温度感が伝わる表現なんだろうな。
だから、文章で表すと、尚更その軽さが露骨になります。
なぜなら、そこに深みがないから。
それは言葉に深みがないからですよね。軽さ重さで言うと重さの部分です。
深みがない薄っぺらい表現になるから、程度がわからなくて軽く伝わるんだろうな。
だから、こういう言葉には深みを持たせたいですよね。
具体的にどう〇〇なのか?そこを意図して話せるようになりたい。
深みを持たせるためには何が足りないんだろう?
そう思いませんか?
僕は、表現が抽象的過ぎるから軽くなるのであって、具体的な言葉を足していけば、言葉に深みが増すんじゃないかなと考えています。
- すごい!→具体的に何がどう凄いの?
- 素敵→具体的にどこをどう見てそう思ったの?
こんな具合に、何に対して思ったのかを明確にしていく。
英語圏の文化の世界では、ほぼ間違いなく抽象的な表現って突っ込まれるそうです。
具体的に何がどうなの?ともっとはっきり伝えないといけない文化なんですよね~。
ぼやんとした表現をしたがるのって日本のお国柄なんかな?(笑)
美容業界は、このぼやんとした表現が多すぎる。
「似合わせ」とか「豊かさ」とか「寄り添う」とかね!
ちょっとでも合わせたら「似合わせ」になります。
ちょっとでも嬉しかったら「豊か」に感じます。
ちょっとでも相手の気持ちを聞けば「寄り添う」ことになります。
ね?実に表現があいまいです。
良かれと思って言ってるのに、実はすごーく安っぽい表現になっているのかもしれません。
そこをちょっと変えてみるだけで伝わり方も変わるんですよね。
ポイントは、具体的にすること。
具体的にどう似合わせるの?
具体的にどう豊かになるの?
具体的にどう寄り添うの?
この具体的な部分をできるだけ細かく表現する。
それだけで伝わり方も説得力も格段に上がるはずです。
抽象的な表現こそ具体的に!!そのほうが真意も伝わるし、深みも増す!!
「すごいですね!」とか「素敵ですね」とか、そういう言葉って使いやすいから多用しがちやけど、
もっと考えて発現しようって思います。あ、自分自身反省の意もかねて言ってます(笑)
抽象的な表現こそ、具体的に。
そうすれば表現が豊かになるし、真意も伝わります。
美容業界は似合わせやらアットホームやらいろんな抽象的な表現であふれています。
ぼやーんと伝えてることって、深みがなくて軽いのでぼやーんと伝わります。
つまりは、たいして響かない言葉になります。
だから、深みのある具体的な言葉を発信したいですよね!
食事でも、鬼滅の刃の煉獄さんのように「うまい!!」とだけ連呼するのもそれはそれでありやけど、
具体的に何がどううまいのかを言うほうがもっと伝わります。
決して煉獄さんの批判をしているわけではありません(笑)
あれはあれで勢いあって好きです。
自分がどんな言葉を使っているのか。
そこを意識して、できれば深みのあるより伝わりやすい言葉を使っていきたいですね♪
今、自分がたくさん小説を読んでいる理由は、深みのある言葉を味わって自分自身が繊細で表現豊かな言葉を使いたいと思っているからなんですよね。
小説の中で繰り広げられる情景描写は、とても具体的で、登場人物の心理描写はとても繊細です。
自分もこんなきれいな表現ができるようになりたいなと思いながら、いろんな小説を読んでいます。
いやぁ、日本語の表現ってその場の空気や温度まで伝える力があるし、なにより美しいですよね。
英語は話せないけど、その分日本人なら日本語を使いこなしたいです。
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