髪の毛って不思議がたくさん。
髪が傷む。
髪が絡まる。
カラーを繰り返せば髪がそうなってくるけど、そもそも髪って何やろう?
普段何気なく触っている髪の毛のお話。
髪って何なの?
人間の髪って何本あるんだろう?
これね、平均10万本って言われてます。数えた人すごいよね。
ちなみに欧米人は15万本。でも日本人より髪は細め。
だからさらっさらでやわらかい感じで見えるんですよね~。
憧れるよね。
頭を守るクッションの役割だったり、紫外線から守るって言われてます。
だいたい1か月で1cm生えるって言われているから、美容師さんは根元の暗い部分が何cmなのかをみたら、前カラーしてから何カ月経ってるかもだいたいわかるんですね。
根本プリン状態の人は自分で見てみるとわかるかも!!
いつ何をしたのか?矯正した?暗めのカラーした?ブリーチした?
髪は履歴がちゃんと残る場所なんですね。
髪の毛の仕組みはかっぱ巻きと一緒
髪の毛の仕組みはかっぱ巻きをイメージするとわかりやすいかも!!
かっぱ巻きは3つに分けれますよね。
- 外側ののりの部分
- 中のお米の部分
- 芯になるキュウリの部分。
この3つです。
これを髪の毛でいうと
- 外側ののり=キューティクル(よく聞くやつですね)
- 中のお米=コルテックス(1番大事な部分)
- 芯のキュウリの部分=メデュラ(細い髪にはないそうです)
ね?わかりやすいかな?
髪がいたむ仕組み
イメージするとわかりやすいかも。
髪の毛ののりの部分(キューティクル)
これは、魚のうろこみたいになってます。
だからいたんでくるとささくれてくる。
だから、髪が絡まったりするようになるんですね。
ツルツルやったのがとげとげになると引っかかるよね。それです。
こののりの部分がはがれちゃうと、中のお米がバラバラにちらばっちゃう。
だからこれがなくなると、髪が急にビヨンビヨン伸びるよわーい髪になっちゃうんですね。
中のお米の部分(コルテックス)
ここは、カラーやパーマの通り道。
このお米がないとスッカスカになりますよね。
中身って大事!!
そしてお米ってなんかねちゃねちゃしてるでしょ?
そのねちゃねちゃでお米同士がくっついているように、コルテックスも
油でくっついてます。油がないと、お米同士がパラパラになっちゃうんで、
油分も重要なのがなんとなくわかるかな?
カラーとかの繰り返しでこの油が抜けちゃった髪は、熱に極端に弱くなっちゃいます。
お肉で例えるとわかりやすいかな?
赤みばっかりの肉は焦げやすいけど、霜降りのお肉は焦げずにやわらかく焼ける。
フライパンに油をたくさん引くと炒め物も焦げにくいけど、油を減らすと焦げやすくなる。
それと一緒!
だから、油が減ってるのにアイロンを繰り返した髪の毛は、カッチカチになっていくんですよね~。
芯のキュウリの部分(メデュラ)
かっぱ巻きでキュウリ入ってないとぐにゃぐにゃになりますよね。
髪の毛も一緒。
ふにゃんとした髪はこれがないってことです。
だから細い髪の人にはない人が多いんですね。
ちなみにホッキョクグマはこのメデュラがめっちゃ太いんだとか。
中に空気が入っているから、保温になるんだとか。
不思議ですよねぇ。
髪を守るキューティクルがいたむと、中のいろんなものが出ちゃう。
だからキューティクルがいたむ=髪がいたむっていうんですね。
過度なブラッシングや、摩擦、強い薬を使ってのカラーの繰り返しはキューティクルがいたむ原因。
髪は爪と一緒で、痛みも感じないし、勝手に治ることもない部分です。
ちゃんといたわってあげたいですね。
コメント