白髪は年齢とともにどうしてもでてきてしまうもの。
この白髪をどう染めるのかは永遠の課題かもしれません。
白髪染めの染め方でかわる印象の違いについてしっていますか?
明るくしっかりは永遠のテーマ
誰もが求める回答。それが「明るくしっかり」という方法。
これは簡単なようで相当難しい技法です。
ほとんどの人の髪の毛は白髪と黒髪が混在しています。
例えるなら「シマウマ」のような感じ?
それをきれいに明るく染めるためにはそれなりの工夫が必要になるんですね。
白髪はしっかり…黒髪は明るく、相反する2つの染め方
なぜなら、黒髪は明るく染める必要があるので、ブリーチ力がそこそこいります。
そして、白髪に関してはしっかり染める必要があるので来い染料が必要となります。
普通のカラー剤は「明るくするもの」はその分染料が薄くなり、「しっかり染めるもの」はその分、明るくする力が弱くなります。
「明るく」と「しっかり」は相反する事象なんですね。
では、美容師さんはどうしているのか?
多くの場合は、6レベルぐらいのしっかり染めるカラー剤と、10レベルぐらいの明るく染めるカラー剤を混ぜてお互いのちょうどいいところが作用するような調合でカラーをしています。
この割合は非常に見極めが難しいので、プロの見極めが必要不可欠になるんですね。
最近は染め方にもいろいろな違いが出てきて、必ずしもしっかり染めることがいいことではなくなってきました。
しっかり黒く染める「隠す」という方法を避ける理由
黒くしっかり染めると白髪は隠れるのですが、化粧をしている分顔は白く見えるので、
白と黒のコントラストで顔が浮いて見えるケースがあります。
この時、顔のしわやシミが余計に目立ってしまう可能性があるんですね。
だから、隠せばいいというものでもなかったりするんですよね。
プロにしかできない「ぼかす」とか「いかす」という染め方
「ぼかす」とは白髪を完全に染めてしまうのではなく、コントラストを弱めて目立たなくするという方法です。
仕上がりもナチュラルになってより自然な形になり、暗くなりすぎない髪の色味はお顔も明るく見せることが可能です。
そして、「活かす」という染め方。
こちらはベースが白というメリットを最大限に活かして、色彩の美しさを楽しむ方法です。白髪の部分はベースが茶色や黒ではなく白なのである程度好きな色味を入れることができるので、それを活かしておしゃれにしよう!!という方法ですね。
どうせならプロにしかできない染め方でアクティブにグレーを楽しむ!!
そんな考え方でサロンカラーを楽しみたいものですね。
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