こんにちは。関西で美容ディーラーをしている長谷川(はせけん)です。
「モノではなく、体験を売ろう。」
エクスペリエンスマーケティング 藤村正宏先生
これは私が去年から学んでいるエクスペリエンスマーケティング(通称エクスマ)代表の藤村正宏先生がおっしゃっている言葉です。
物が欲しくてたまらない人なんてこの世にはいないんですよね。
今もこの言葉は私のバイブルです。
実際、モノよりコト消費にだんだん変わってきているといわれています。
モノよりコト…もっと突き詰めると、究極は何を聞くかよりも誰から聞くか。
コト+ヒト になってるのかもしれません。
「ワクワクする」「気分が上がる」「自分が好き」「面白い」「おしゃれ」
そんなキーワードがピンとくる女性用スタイリング剤がジョエルロティから発売されます。
ジョエルロティといえばメンズ用スタイリング剤「プリズナー」がメジャーですね。
これもずっと変えないヘアスタイルを開放しろ!!っていう面白いメッセージ性のあるアイテムでした。
テーマは「心地よさ」。心地の良い毎日を提供したいという思いで生まれた商品「track」
この商品めちゃくちゃいいんですよ!!今人気のあの商品よりもね~…。
ん~みんなそんなこと言うよね。結局どうなのかしら?
ちょっと待った!!商品がいいだけじゃダメなんですよ!
世の中に悪いものなんてもうあんまりないと思います。
どんな商品もいろんな人がかかわってものすごく時間と努力を重ねて商品って誕生しています。
だから、この商品のほうが〇〇より優れている…とかではないと思うんですよね。
いいか悪いかじゃなくて、自分がどう感じるか。
モノではなくそれで得られる体験はどんなものなのか?そこが大切になってきていますね。
ほんと時代が変わってきてるよなぁって思います。
そんな時代の変遷の中で生まれた「track」(トラック)
この商品にこめられたメッセージは「心地よさ」と「やさしさ」でした。
気持ちに心地よさ
こんな時代だからこそ気持ちを前向きにしたい。そんな思いは「香り」に入ってるんですね。
鼻にすぅーっと届くさわやかな香りは無駄にずっとかぎたくなります。
空間に心地よさ
どこに置いていても違和感なく溶け込んで「いいもん買ったな」と思ってもらえる心地よさ。
ボトルを開けるワクワク感と、ビンやアルミを使ったきれいなパッケージ、コットン生地を使ったラベルがいいですよね。ラベルの部分もなんか触り心地が良くて無駄に触りたくなります。
ちょっと人に言いたくなるおしゃれ感やと思います。
習慣に心地よさ
trackはビンとアルミを使っているので、リサイクルができます。エコを意識した環境に対しての心地よさ。ビニール袋の有料化、マイエコバッグブームなど、環境問題への関心もどんどん高くなっていますよね。そんな視点もちゃんと入れているところがいいなぁって思います。店販袋もコットンにするというこだわり。
やさしさにあふれた考え方で作られている「track」
手荒れにやさしさ
手荒れは美容師の職業病なんて言われてるけど、やっぱりこの部分も考慮してほしいですよね。
それに女性にとっても手荒れは避けたいところ。このtrackは手荒れを緩和してくれる成分が入っています。鳥取大学が特許を取得した「マリンナノファイバー」っていう新成分だそうです。
こういうのは美容師さんにとってもうれしいですよね。
パッケージにやさしさ
環境省主催のプラスチックスマートキャンペーンにも参加して、積極的に地球環境問題にも貢献できるパッケージになってます。
- リサイクル…ガラス瓶、アルミは廃棄されてもリサイクルが可能です。
- リユース…使用済みの空になったビンをそのままディフューザーとして使えます。
「プラスチックスマート」のお話がお客さんとできるのってなんか新鮮でいいですよね。
安心感とやさしさの7つのこだわり
①すべての製品が天然由来成分97.20%以上。(No1のオイルとクリームは100%)
②オーガニック認定原料を積極的に採用
③遺伝子組み換え原料は使用していない。
④パラベン不使用
⑤合成着色料不使用
⑥鉱物油不使用
⑦全製品敏感肌パッチテストを実施。
全体的に安全性とかやさしさを結構意識して作ってるんだなぁって思うこだわりです。
特に妊婦さんとかもこのあたりは気になる部分なんじゃないかな?
具体的な商品の特徴は?
オイル 各 90ml / ¥3,200+Tax
No1,No.2はウェット感があるけどそこまで重くならない質感。
ヘアスタイルのトレンドも重ためからレイヤーを入れた軽めに変わってきているので、使いやすいかもしれませんね。No.3は王道のしっとり感。
面白いなと思ったところは、オイルなのに水をはじかないところ!
水となじむ親水性のオイルなので、ツルツル滑ることもないから使いやすい。
蓋をあけて専用のスポイトを付けると出しやすいので、この辺もちょっとやさしいやんっていう設計ですね。
クリーム 各 60g / ¥2,600+Tax
軽さとやわらかさ重視のクリームはハンドクリームとしても使えるナチュラル感です。
それを考えて手荒れ用の「マリンナノファイバー」がかなり入ってるそうです。
べたべたしないけどやわらかくまとまるので、ヘアクリームっていう感じかな。
ジェル 100g / ¥2,600+Tax
かわいらしい透明感のあるビンがなんかおしゃれ。
オイルで出せないツヤ感をだしたり、少量をトップにつけるとふんわりボリュームを出せるっていう点が面白いところ。
つける量でボリュームアップとボリュームダウン両方作れるスタリング剤って結構珍しいかも。
バーム 40g / ¥2,000+Tax
これもちゃんとボトルに入っててなんかかわいいです。
個人的に柚子が好きなので、柚子の香りがするのはうれしいところ。
この香りは時間がたっても酸化してクサくならないところもポイント。
酸化した臭いってほんまに独特やもんね。
べたつかずやわらかい束間を作ったり、リップやボディにも万能に使えるので便利。
その他アイテム
スパチュラ ¥100+Tax
ジェル、バームもこれを使えば直接触らなくていいので衛生的。小さいヘラのほうはシリコンがついてるので、ネイルしている人も爪に入ったりしても取れるし便利。女の人じゃないとなかなか思い浮かばない発想やなぁって感心しました。
ディフューザー 各 ¥2,200+Tax
オイル使用後のリユース用には6つの香りを選べるルームフレグランス用アイテム。
使い終わった後も、好みの香りを選べる楽しさがあるのも遊び心があって面白いところ。
まずはそれを見て、触れて、自分が何を感じて何をおもうのか?
どれだけいい商品でも自分がいいなって思ってないものは難しいですよね。
自分に嘘ついてるみたいになるし、よくないと思います。
ほんまに良いなって思うものって、「ねぇ、聞いて聞いて~!!」って感じに自然となるはず。
じゃあtrackはどうなの?「心地よさ」とか「やさしさ」っていうメッセージと商品をみて自分がワクワクするのかどうか?
自分自身のその時の「体験」ってものすごく大事なんじゃないかなぁって思います。
だからまずは見て触れて「体験」してほしいな
癒しとやさしさをサロンから発信してほしい
ただ、いい商品だから…。おしゃれだから…。
そうじゃなくてね、この商品が持つメッセージをくみ取ってサロンから発信してほしいなって思います。
プラスチック・スマートとかね、そういう取り組みについて
「これをきっかけにうちのサロンでもこんなことをするようになったんです。」とかね。
めっちゃステキですよね。
美容室は居心地が良くて心もスタイルもリフレッシュする場所やと思います。
trackのテーマは「心地よい毎日をデザインすること」です。
お店で流す音楽はこれでいいのかな?
冷房は本当に適温なのかな?
暑い中マスク着用でわざわざ足を運んでくれるお客さんが、ちゃんとクールダウンできる環境になってるかな?
そうやってサロンの居心地の良さについて、改めて取り組みを変えるきっかけにするのもいいかもしれませんよね。
もちろん不正流通はしない
「同じ商品であればより安く…」
悲しいけど誰もが1度は考えてしまうことですよね。ただ、美容室専売品の商品には美容師さんのカウンセリング料が価値として含まれていると思います。だから、そこをちゃんと守りたい。
ジョエルロティは、不正流通に対しての取り締まりが厳しいです。
でもこれってちゃんと美容師さんの価値を守るためですよね。美容室でカウンセリング受けて使うから価値がある。そんなプロならではの商品であってほしいなって思います。
まとめ
これだけモノであふれている世の中なので、どれだけ目新しいものでもいずれは飽きてきます。
だからモノじゃなくてそれ以外の部分が大事になるんだろうなぁって思います。
想いがちゃんとこもってる。自分たちの気持ちや考えがそこに乗っかっている。
そういうものを通して得られる「体験」をみんな買いたいんじゃないかな?
成分なんか正直なんでもいいと思います。
それよりも、「あなたが思ってること」が響くんだと思います。
「track」9/21 発売です。
ワクワクするような新しいきっかけが、trackを通じてたくさん生まれますように。
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