髪の毛…ん~髪の毛?
これって何からできてるんだろう?そんなことを考えたことはあるかな?
これはね、爪と一緒って言われてます。
神経とかは通ってないから傷みは感じないけど、生きて動いてるし成長してる…。
これを「死活細胞」っていうそうです。
死活ってなんかゾンビみたいで怖いね(笑)
でも、切るたびに傷みを感じてたら、ヘアカットはもう拷問と同じレベルになるから
その点は救いやなぁって思いますね。
髪の毛を作ってるのは何だろう?
髪の毛をつくってるのはね、「タンパク質」ってやつですね。
このタンパク質をさらに細かく分解していくと、「アミノ酸」ってやつになるんですね。
だから髪の毛は「アミノ酸」です。
うん、ここまで分解したらなんでも「アミノ酸」になるやんって感じしますよね。
このアミノ酸が集まっていくと呼び方が変わるっていうのが正しい表現かな。
アミノ酸が2個になるともう呼び名が変わります。
2~100個で「PPT」っていう名前になります。
「ポリペプチド」
「ポ」と「ぺ」と「チ」の頭文字をとって「PPT」なんですね。
100個以上で「タンパク質」って呼ぶんですね。
このたんぱく質もかたーいたんぱく質とやわらかーいたんぱく質で呼び方が変わります。
髪や爪といったかたーいのは「ケラチンたんぱく質」
肌とか内臓といったやわらかーいのは「コラーゲンたんぱく質」
と呼びます。
美容室で使うトリートメントの中身はコレ
美容室でカラーやパーマの前につける処理剤とか
トリートメントに入っているのは、「PPT」っていうやつですね。
失ったたんぱく質の粒を補給するイメージなんですね。
ちなみにこの「PPT」
魚や羊毛、絹糸とかいろんなところからとれます。
魚から取れるPPT…しっとり保湿
羊毛からとれるPPT…ハリ、コシ、髪になじみやすい
絹糸からとれるPPT…さらさら
という感じで質感が結構違います。
美容室で使われるPPTは羊の毛が1番多いかなぁ。
これから牧場に行くとき、羊を見る目が変わりそうですね(笑)
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