こんばんは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事の長谷川(はせけん)です。
最近になって漫画以外をやっと手に取る習慣が出てきました。
恥ずかしいけど35歳になるまで本なんて名言集とか占いの本ぐらいしか読んできませんでした。
そんな時間ないしなぁ。
読みたいんは読みたいんやけど…。
そうやって結局読まない。そんな人って実は結構多い??
読みたいって思うタイミングがいつか出てくるのかな?
最近になって本をたくさん読むようになって気が付いたことがあります。
「本はローリスクハイリターンな最高の自己投資かも!!」
映画も一緒ですね。人の体験や感情を疑似体験していろんなことを学べるってめっちゃ素敵。
そんな中で最近特によかった本をご紹介しますね。
「また、必ず会おう」と誰もが言った。この本が出会いの大切さを教えてくれる。
喜多川泰さんの本ですね。特に人との出会いの大切さを教えてくれる内容です。
喜多川さんの本はどの本もやさしくて強いメッセージがたくさん込められていて、読んだ後
自分を大事したいなって思える本ばかりです。
人として大事にしたいことがストレートに書いてある。子供たちにも、そして友人にも勧めたくなる。
そんな本です。そうやって勧めたいって思うのは、きっと自分が感じた感動をその人にも共感してほしいからなんでしょうね。
この本の主人公は学生さん。
見栄を張ってしょうもない嘘をついて、自分のメンツのためにその嘘を何とかしようとして失敗するんですね。
物語はそこから始まります。見栄を張ったり、メンツを保とうとしたり…誰もが経験することですよね。
そこからいろんな人と出会い、この学生の考え方がどんどん変わっていくんです。
その学生が人と出会って成長していく姿を、読みながら自分も追体験していくんですね。
自分の今までの出会いを振り返りたくなるし、自分の生き方を見つめたくなる物語でした。
出会いに意味を感じているか。
自分を成長させてくれるのは、いつも自分と出会って関わってきた人です。
何気なく出会って分かれていく。その出会い一つ一つを拾い上げて、意味を感じ取ったことなんて
今までなかったな。そういうものがつながっては切れることに対してあまり何とも思わない。
そんな淡白さが自分の中にはあったんじゃないかな。振り返るとそんな気がします。
繋がるときはぐっとつながって離れるときはさっと離れる。そんな人は案外多いですよね。
それは自分のしょうもないメンツやプライドがそうさせてきたのかもなって今となっては思います。
出会った人とのお話や何気なくかけくれる言葉を大事にGIFTとして受け取っていく。
そうすることで、つながりが生まれるし、自分も成長できる。
この主人公が出会う美容師さん、警察官の言葉やあたたかさは自分の心にも本当に沁みました。
人には一人一人ストーリーがあって、それを聞くだけでも本当に成長できるもんだなって感じました。
自分の人生は自分のもの
途中で会うトラックの運ちゃんは結構強烈で、主人公にいろんなお話を振ってきます。
その内容がまるで自分に言われているように感じて、グサグサ刺さる感じがしました。
「いつのまにか他人の眼鏡をかけて生きてしまっていないか。」
「自分の芯をもって強く生きることの大切さ。」
そんな自分の中の根幹にある弱さに対してダイレクトに届く言葉で、思わず手を止めました。
この主人公はなんてステキな体験をしてるんやろう。いつの間にかそう思うようになってました。
また会いたいな。そんな出会いをたくさん作りたい
自分にとって本当に深く影響を与えてくれた人ってまた会いたいなって思いますよね。
そういう旅は目的地は「場所」じゃなくて、「人」になる。
そんな旅をしてみたいなって思います。
笑顔が印象的な人。パワーにあふれる人。愛情深く優しい人。愛をもって叱咤激励してくれる人。
愛情をもって人に興味を持つ姿勢がステキな縁を運んでくれるし、また会いたいなって思えるつながりを生むんだろうな。
やさしいあったかいつながりをたくさん作りたいな。
出会いの数だけ人は成長する
この本は「出会い」がテーマでしたが、偶然にも自分もこの1年でものすごくたくさんの人と出会う機会がありました。
出会いの数だけ人は成長するんだな。それは自分でも実感しています。
最近は、出会ってから〇年とか期間ってあんまり関係ないんだなって感じています。
期間が長いから深いのか。
実はそうじゃなくて、どれだけいろんなことを共有したかとか、どれだけ自分の中身をしってくれて
いるかとか、そういう部分が本当につよいつながりを生む気がします。
自分を出すのは勇気がいるけど、その勇気と出会いが自分を変えてくれる。
新しい景色に出会ったり新しい体験をするための旅ではなく、誰かと再会を果たす旅。
そんな旅を思わずしたくなる作品でした。
どれだけこの本に縁があるのか。間違って2冊も買ってしまいました。
片方は帯付き。
これも何かの運命かな?1冊は誰かの元に贈ろうと思っています。
喜多川さんの本は、どの本も面白いし、いろんなことに気が付かせてくれます。
良ければ1度手に取ってみてくださいね。
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