こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。
もうね、ロスですよ、ロス。
これから日曜日はどうやって過ごしていきゃいいんや…。
それぐらいインパクトと楽しさを与えてくれたのが「鬼滅の刃」でした。
最後のアニメ見ました?もう演出が映画のようで、ワクワク感半端なかったです。
なんかいいかも…がこれっいいかも!!に変わって、好きかも!に成長して、最高!!に変わる。
自分の中での変化を感じさせてくれた作品、それが鬼滅の刃。
今回はその鬼滅の刃から「ファンとは?」というお話をしてみようかな。
僕が最初に鬼滅の刃を知った時のブログ読んだら温度差がすごくてさすがに笑ってしまいましたよ。
ファンとはありがとうの気持ちをこえて応援したいという気持ちに変わること。
ファンになるってどういうことだろう?
そう思いません?なんか漠然としてますもんね。
今回、ufotableさんの鬼滅の刃の作品を見ていて、その「ファンになる」っていう気持ちがわかった気がしたんですよね。
ただ単に素敵な作品を見せてくれてありがとうと思うだけじゃないんですよね。
もっと何かしたい!!この会社を応援したい。
強くそう思うんですよね。
「応援したい」
この気持ちが強く生まれることが「ファンになる」ってことなんじゃないかな?
アイドルのファンなんてまさにそんな感じですもんね。
とにかく応援したい。エールを送りたいという気持ちになる。
とにかく応援したい…
ん~もっというと、恩返しがしたい。
そんな気持ちかな?
こんなに感動を与えてくれたあなたに恩返しがしたい。
そして現場で頑張ってくれている人にどうにかしてエールを届けたい。
そう思います。
鬼滅の刃のアニメの場合は、どうすればそれが1番実現するんだろう?
そう思っている時に、ufotableさんの記事を見たんですよね。
制作会社であるufotableさんの社長はそこで
「クライアントが払う制作費が安すぎてアニメ制作事業だけだと赤字」
「グッズ事業やカフェ事業で何とか食いつないでいる」
「何かあった時、困らない様にお金をためておきたかった」
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/12170559/?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=twitter-daily
これは衝撃的ですよね。
こういうケースばかりではないのかもしれないけど、素人の感覚では、儲かって仕方がないんだろうなと思っていたので驚きました。
実際自分でも調べてみたけど、確かに昔から変わらずこういうもんだからという風習がある業界だということが調べれば調べるほどよくわかります。
だから、これをみて
「グッズ」を買おう!買って応援しよう!」
1番ストレートに応援できるのはきっとそれだから。
これだけいい作品を出してくれているんだから、豊かになって欲しい。
そう思ったんですよね。
だから、我が家はグッズがどんどん増える(笑)
もちろんDVDはマストです。
鬼滅の刃が好きな人ほどわかる制作側の鬼滅愛。
好きなんはわかるけどそこまでいく??って思う人もいるかもしれないけど、これは鬼滅の刃を深く知れば知るほどそうなっていくんですよね。
アニメを見ていると本当に驚きます。
ファンブックに載っている本当に些細な小ネタ。
ファンブックでしか語られていないコミックに書かれていない裏設定。
コミックの話と話の間のページに出てくるおまけのような挿絵。
これ、全部アニメで再現してくれているんです。
「え?ここまで再現してくれんの?」
「これ、あの本のあそこにチョコッと載ってるやつやん!!」
きっとファンブックまで買っている人はアニメを見ていてそう思っているはずです。
※挿絵は9巻より(アニメでこのシーンちゃんとあったでしょ??)
ほんとすごいよな。
制作側の愛情を感じるよな。
そう思わずにはいられないレベルです。
嬉しいですよね。好きな作品がそこまで丁寧に掘り下げられていたら…。
このありがとうって気持ちを何とかして伝えたい。
よし!グッズ買って応援しよう!!ってなるのもわかるでしょ??
ちなみに、ファンブックは2冊あるんですが、どちらか1冊買うなら「鬼殺隊見聞録・弐」がオススメ!
こちらは詳細な設定がかなり細かく書かれています。
ただし、アニメ派の人はかなりネタバレになるので厳禁ですけど…。
漫画に動き、声、音楽が入ると命が宿るとはまさにこのこと。
漫画ももちろん面白いけど、そこに動きや声、音楽が入るとここまで躍動感を生むのか…。
この鬼滅の刃を見ていて本当にそれを感じました。
まさに「命が宿る」ってやつですよね。
日本のアニメ凄いわ。これは日本の誇りやわ。
めちゃくちゃそう思います。
これを映画ではなく「アニメ」でテレビで見せてくれるということに驚きです、ほんと。
演出で見え方が変わる。「普通」、「常識」をことごとく覆してくれた制作者に拍手をおくりたい。
アニメってこういうもんよね。
テレビってこういうもんよね。
そういう固定概念ってあると思うんですよね。
ufotableはそれを見事に覆してくれたなって思います。
演出で見え方ってこんなに変わるんだ…。
そう驚いた人は多かったんじゃないかな?
- 普通あるはずのオープニングを流さない回がある。
- 普通流れるはずのエンディングと違う映画のような特殊エンディングを流す。
- アニメが始まる前にカウントダウンを挟む。
- CMをはじめにまとめて流して、ノーカットでアニメを流す。
- 漫画であったナレーションをすべて登場人物の言葉で表現する。
どれもめちゃくちゃ斬新ですよね。
Twitterでも見事に盛り上がっていました。
漫画のセリフをそのまま再現する。
でも、そのままなんだけど絶妙に違う。
細かい部分まで精巧にアレンジされている。
気が付かないレベルでアニメオリジナルのセリフが足されている。
物語を盛り上げる意味合いでオリジナルの表現が足されている。
モノクロの漫画に色を付けていくとはこういうことか…と驚きました。
ちなみに立志編19話の「ヒノカミ」の回と遊郭編の10話「絶対諦めない」、
両方とも特殊なエンディングが流れた神回と言われているシーンですが、両方とも演出を手掛けたのはufotableの白井俊行さんという人なんだとか。
すごいよね、この人。
次に期待させる演出のうまさ。これからもできるだけ応援したい。
「スピード感」
全体的にものすごく感じるのがこれなんですよね。
「30分が5分に感じた。」
そういう言葉はSNSでたくさん目にしました。
そしてここで終わるのか!!というところで終わる…。
演出がうますぎますよね。
試しにAmazonprimeで1回見てみてください。
海外ドラマ並みに一気見してしまうはずです。
次への期待感を煽るのが本当に得意なんですよね。
僕はエクスマで演劇の話を聞いたんですが、鬼滅の刃も演劇の手法を使ってるのかなって思いながら見てました。
演劇は「序破急」というつくりでシナリオが構成されているそうです。
簡単に説明すると
- 「序」…「いとぐち」「物事の始まり」。静かに物語が始まる。
- 「破」…「序」の静かさを破り、内容が急展開していく。
- 「急」…クライマックスへと一気に盛り上がり、速やかに締めくくる。
起承転結の4部構成ではなくて、序破急の3部構成!!
静かに始まり、内容が広がって一気に終わる。
この鬼滅の刃はまさに物語全体の構成も1話1話の作り方もこの「序破急」で構成されているんじゃないかな?
演劇もあんまり見てないにわか野郎が知った口を聞くなって感じかもしれませんが、盛り上がり方や見せ方、次が気になる終わり方。
どれをとっても本当に完成されているよなと思います。
次回作を作ってくれるだけで嬉しい。応援するから無理せず頑張ってほしい!
もうね、こんな気持ちになるんですよ。
無理してない?あんな作画大変なんじゃない?ちゃんと寝てる?
早く作ってなんて言わないから無理せずやってほしい。
もう親心みたいになってて半分気持ち悪いですよね。
でもね、これわかる人はわかるんちゃうかな?
ほんまそんな気持ちになるんですよ。
ちゃんと作ってくれている人や作者が潤ってほしい。
そう思います。だから応援したい!
いや~すごいね、鬼滅の刃。
鬼も純粋な悪じゃなくて同情する余地があったりほんと話としても考えさせられるよね。
話も深い。面白い。
心に響く言葉が多い。アニメの演出が目を見張る。
主題歌が耳に残る。次が気になる展開。
こりゃハマるよね。
あ~刀鍛冶の里編が待ち遠しい!!
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