こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。
コロナでどこも大変ですよね~。ホントいつまで続くんだ、緊急事態宣言!
これだけ長く続いたら、もう元に戻るのを待つなんて悠長なことは言ってられないですよね。
いろんなお店で売上を上げたい。
集客をもっとしたいという相談を受けます。
いろんな方法はあると思うけど、「やり方」と同じぐらい「あり方」も大事になってきてるなって思います。
今回は、そんなお話をしようかな。
僕の意見が正しいとかそういうわけじゃなくて、いろんな美容室を客観的に見てきて思うことを書きました。
1つ、何かのヒントになればいいなって思います。
気軽に読んでね♪
数字ではなくお客様を見るということ。
「数字じゃなくてお客様を見ろ!」
これってむかーしからよく言われてきましたよね。
そんなん言われんでも見てるわ!(笑)って突っ込みたくなる人も多いんとちゃうかな?
これってね、僕は実は結構ふかーい言葉なんじゃないかなって思うんですよね~。
ポイントはお客様の何をみるのか?ですよね。
この人は何に悩んでいるのかな?
この人はどうしてこんなことを言うのかな?
どうして今日は元気がないのかな?
どうして髪型を変えたいって思うのかな?
なんでこの色がいいのかな?
本当はどうなりたいのかな?
こうやってね、相手のことを深く知ろうとすること。
興味をもってもっともっと歩み寄ろうとすること。
こういう部分がお客様を見るってことなんじゃないかなっておもうんですよね。
だって関心持って一生懸命してもらえたら嬉しいやん。
技術のうまさはもちろん大事やけど、一生懸命さとか興味を持って何とかしようとしてくれている姿勢とか、そういうのって嬉しいじゃないですか。
誰だって自分に対して一生懸命になってくれる人がいたら嬉しいもんです。
会えることを喜んでくれたら嬉しいもんです。
そういう「こころ」を感じるシーンが人を引き付けるんじゃないかな?
これ、僕らディーラーでも一緒やなって思います。
商品の案内ばっかりしてくる人っておもんないし、疲れますもんね(笑)
あ~はいはい。ってなりませんか?
例えば、カラーの提案にしてもそう。
「今、新しいカラーが出てて、これがめっちゃおススメなんですよ。きれいな色が出るし、客単価UP狙えますよ~。どうですか?」
と言ってくる営業と、
「前にこんなことで悩んでいるってお話してましたよね。それにスタッフがもっと活き活きする環境が欲しいっておっしゃっていたので、僕はこれなんかちょうどいいんじゃないかなって思うんです。僕は、お店に〇〇なって欲しいと思っています。だってそうなったら僕も嬉しいから。これでみんなが楽しくできて、お客様も巻き込んでいけば楽しくないですか?」
と言ってくる営業。
どっちがいいか…ですよね。
雑誌の話にしてもそうです。
なんかいい雑誌ないですか?
ん~今これが人気なんでこの雑誌とかどうですか?
というのか
○○さんは前からこういうのに興味あるって言ってたし、こういうの面白いんじゃないですか?それか、スタイリストに向けてレッスン中やと思うし、デビューも見越してこういうのを選んでみるのもいいかも!
というのか。
どっちのほうが嬉しいかですよね。
売上っていうか、気持ちの通うやり取りをしているかどうかってめっちゃ心に響くんじゃないかなって思うんです。
だって嬉しいもん。自分のことを真剣に考えてくれる人がいたら。
相手が本当に喜んでくれるために動きたい。
相手の心の底から喜んでいる顔が見たい。
相手が好きだから、もっと喜んでもらいたい。
そんな気持ちが数字という結果を連れてくるんじゃないかな?
ね?なんかそう思いません?
誰がお店を支えてくれているんだろう?
売上を上げたい。そう思う時こそ、見つめなおしてほしいですよね。
大変やん。みんなコロナで大変。
きれいごとなんて言ってられへんで。
こんな時でも、お店をやっていけているのは…僕らディーラーが営業を続けていけるのは、
こんな状況でも支えてくれているお客さんがいるからなんです。
誰がこんな時でもしっかり変わらず支えてくれているんだろう?
そこをね、ちゃんと見たいですよね。
もうその人たちにめちゃくちゃ感謝したいですよね。
直接「ありがとう」って言いたいですよね。
あなたがいるからわたしたちがやっていけてるんです。本当にありがとう!
そう言いたいです。
そういうお客さんをね、もっともっと大切にしたいですよね。
そんなお客さんってもう宝物です。
宝物は大事にしたい。
宝物にあなたは私たちにとって宝物ですよって伝えたいですよね。
こんな時だからこそ、お得意さんを大事にしたいよねってことです♪
初心忘れるべからずを本気でやってみて、「気持ち」の共有をしよう。
よく初心忘れるべからずって言いますよね。
これを本気で思い出してみるのもいいんじゃないかな?
初めてありがとうって言われたときどんな気持ちになったんかな?
初めて美容師としてお客様の髪を切った時、どんな気持ちになった?
初めてリピートで指名してくれたお客さんがいた時、どれぐらい嬉しかった?
そのお客さんをどうしてあげたいって思った?
初めて親をシャンプーしてあげた時、どんな気持ちになった?
僕の場合なら、初めて美容師さんに「ありがとう」って言われたり、長谷川くんが担当でよかったって言われたときの気持ちかな。
その時の気持ちの高揚感ってたまらないですよね。
達成感というか、あの震える感覚って忘れられないですよね。
それを本気で思い出してみる。
「当たり前」「日常」、この2つをリフレッシュさせるためにも、原点回帰っていいんじゃないかなって思います。
どうしても最初の気持ちって忘れますもんね~(笑)
数字じゃなくてお客様を見るとはきっとこういうこと
数字を追いかけると逃げるって言われるのは、追うものが間違っているからなんだそうです。
お客様をしっかり見ることが大事なんだそうです。
「ありがとう」の対価が売上。
だからもっとありがとうって喜んでもらえる仕事をしようよってことですよね。
シンプルでわかりやすくて素敵な考え方ですよね。
愛情注ぎましょう。大事にしましょう。人柄磨きましょう。
そうすれば、きっと答えてくれるから。
そういうことですよね。
多くの人から愛されるような、愛情深く人に優しくできる人になりたいですよね。
エレベーターで一緒になった人にも優しく声かけたいな。
それぐらいの気持ちでいたいよなって思います。
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