こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。
そろそろ年末が見えてきましたね~。
もう9月ですよ。
この前までもうすぐ子供は夏休みかと思っていたら、秋が始まっちゃいました。
年齢を重ねるごとに1年の経過が早く感じるようになってきて、驚くというかもう恐怖です(笑)
毎年、これぐらいの季節になったら年末に向けて美容室もそわそわしますよね。
年末は1年の集大成。
だから、何かイベントやりたい!!!
そう思いますよね!!
だってワクワクしたいもん。
盛り上げたいもん!
でも、キャンペーンを組む予定がある美容室は要注意かもしれません!
そのキャンペーンはもしかしたら逆効果になってないかな?
今回はそんなお話。
そのキャンペーンは誰得なの?根本的に1番大切なことは主語がどちらにあるのか。
さて、そのいま組もうとしているキャンペーンは何のためにするのかな?
それって誰が1番得するのかな?
これ、サラッと言ってるけど、実はめちゃくちゃ大事な部分なんちゃうかなって思うんです。
主語は自分たちなの?それともお客さん??
どっちに向いてるの?
この差ですごーくちがいがでるの、わかりますか?
なぜなら、その姿勢は見事に相手に伝わるから。
主語はどっちやねん!
この姿勢って見事に相手、つまりお客さんに伝わります。
この部分を誤ると
「あ~はいはい。売りたいんやね。」
「めっちゃ押し付けてくるやん。」
「ぐいぐいくるね、ほんと。押し売り感満載やん」
なんてことになりかねないと思います。
- 自分たちが売りたいものを売るのか。
- 相手が喜びそうなもので企画を組むのか。
それによって大きく変わってくるんですよね。
キャンペーンを考える順番を間違えないで。
キャンペーンってそもそもなんでやるのかな?
- もっと売りたいから?
- 売上が欲しいから?
- 商品を動かしたいから?
この3つの動機の場合、たぶん失敗します。
だってお客さんの立場で考えてみて?そんな気持ちで提案されたら嫌やん。
めちゃめちゃ売りたがってるやん。前のめりやん。そっちの勝手な都合やん。
自分がお客さんならそう思うでしょ?
キャンペーンを考えるときは、「モノ」からスタートしない。
「お客様」からスタートする。
これが成功するポイントちゃうかなって思うんですよね。
普通の考え方と逆をいくという方法ですね。
主語はどちら?お客様ありきで考えてみよう。
- お客さんにどうなってもらいたい?
- どんな気持ちで年末を迎えてほしい?
- お客様は何を望んでいるの?
- どんなことをしたら喜んでくれるのかな?
こういう視点から考えることをスタートしてほしいなって思います。
そうやなぁ。〇〇さんはこんなことで悩んでいたからこういうの喜んでくれるかも。
□□さんは、この悩み何とかしたいって言ってたし、こういうのどうかな?
こうやって「特定の人」の名前が出てくるぐらい具体的に練ってほしいんですよね。
そのうえで形にしていく。
だったら、これとこれを組み合わせたこういうセット企画とかどうかな?
自分へのご褒美が欲しいって言ってたし、年始に使えるこんなチケットつけてあげる?
こうやって「想い」を企画に詰め込んでいくんですよね。
キャンペーンは「愛情」のかたちであり、「サロンからのメッセージ」なんじゃないかな?
そう思うと、「モノ」からスタートした企画よりもはるかに素敵になると思います。
数を追いかけるのはやめませんか。
「数を〇個売り切ろう。」
こういうのって「数字を追いかける」ことと同義やと思うんですよね。
数字はもちろん大事。
でも、「数字は追いかけるものじゃない」っていうでしょ?
前にそんな内容でブログも書きました。
数字はあくまで「結果」なんですよね。
だから、こればっかり集中すると、1番大事な「お客様の気持ち」を無視する可能性があります。
たくさんお話してきて、結果振り返ったらこんなに売れてた。
それが理想なんとちゃうかなぁ?
売ったんじゃなくて「売れた」ですよね~。
だから、数字をカウントをするなら
「売った数」より「話した数」
やと思います。
数が読めなくて怖いんだったら、初めから数量限定にすりゃいいしね♪
追いかけるものを間違えると失敗します。
それって誰得!?結局はそれが正直に結果に出る。だからシンプルにいこう!
- 自分が得したいの?
- お客様に得して喜んでもらいたいの?
この差ってめっちゃ伝わると思います。
「今」売上が上がってもリピートもしない。失客のリスクを伴う。
これって幸せかな?
それよりも、「長い目」で見たお付き合いを考えて、「気持ち」を込めたものを形にしていく。
そのほうがずっといいと思います。
だって嬉しいやん。気持ちこもってたら。
自分たちのこと考えて作ってくれたんやな。企画してくれたんやな。
そう思えたらお客さんとしても嬉しいやん。
「キャンペーンの時しか売れへん。」
「キャンペーンしてもあんまり売れなくなってきた。」
こうなってきたら黄色信号やと思います。
それはきっと主語が「自分たち」になっていると思います。
それって誰得なのかな?
年末まであと3カ月とちょっとです。
誰にどうなってもらいたいの?
1番どんな人に喜んでもらいたいの?
何を1番伝えたいの?
どうせ年末企画やキャンペーンをするなら、そういう部分を形にしていきたいですね♪
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