毎日シャンプーしますよね。
その毎日のシャンプーでも傷む?
え?水にぬれるだけでも傷む?
そんなにデリケートなの?
びっくりするけどこれはね、事実なんです。
意外に髪ってデリケート!!
髪は水にぬれるだけでも傷む
実はそうなんですね。
髪の毛は弱酸性で安定する性質を持っています。
髪もお肌も弱酸性が落ち着くんですよね。
でも、日本のお水は「弱アルカリ性」
このpHがずれると、髪を作ってるたんぱく質同士の間にすき間ができてしまうんですね。
このすき間に水が入って髪を膨らませて、キューティクルが開いてしまったり、
髪が不安定な状態になります。
アルカリ性に傾くと、魚のうろこみたいになってるキューティクルが開きます。
パーマやカラーはこの性質を使ってるけど、普段はあんまり開いてほしくないですよね。
だから水にぬれた後やシャンプーした後は、髪に優しくしてあげてくださいね。
濡れてるときにゴシゴシこすって洗うよりは、泡で洗ってあげる。
お風呂上りにぬれた状態で強めにブラッシングをする。
こんなことはできるだけ避けましょう。
海はどうなの?
じゃあ海はどうなの?
海は塩が溶けているので弱アルカリ性なんですね。
だからキューティクルも開くし、塩水のおかげもあって髪がゴワゴワになります。
このごわごわの原因を作ってるのは、まぎれもなくキューティクルなんですね。
だからね、やっぱり海に入ると、髪は超デリケートな状態になります。
海は天然の「ブリーチ」
おまけに海は天然の「ブリーチ」って言われています。
サーファーの人が髪を染めてるわけでもないのに、明るい色になってるでしょう?
あれですね。
塩水でキューティクルが開いて、+αで紫外線+熱+酸素の効果がくっついてきます。
これは、もう髪の毛の中を破壊する力が働く材料が天然でそろってるんですね。
ギラギラ照り付ける太陽と、しょっぱい海水で濡れた髪。
これでうすーいブリーチ完成です。
だからね、ヘアカラーをしてすぐに海に行くのは絶対避けたほうがいいですよ!!
せっかくやったカラーが帳消しになります。
海水浴の後は髪の毛もデリケートになってるので、シャワーするときはカラー用シャンプーを使うことをお勧めします。
海水浴いくなら、カラー用シャンプー持っていく!!
これ、キーワードですよ!
カラー用のシャンプーってこのpHを戻してくれる効果があるものが多いですからね♪
おまけ:ビールでも髪の色は明るくなるってホント?
これは、「ホント」です。
厳密にいうとビールというか「炭酸」がポイントになります。
炭酸の力+紫外線
これで、髪の毛の中のメラニンが壊されて髪が明るくなるんですね。
でもね、正直思いっきり頭にかぶってすぐにガンガン紫外線浴びないとならないんで、
本当にちょっとだけ脱色するよっていうイメージですね。
もちろん髪だけじゃなく、頭皮もめっちゃ傷むので、オススメはしません。
昔はいろんなことを試す人がいたんやなぁって感心はしますけどね(笑)
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