こんにちは。関西で美容ディーラーをしている梅田美容商事㈱の長谷川です。
美容業界では、一人一人としっかり向き合うことの大切さが今いろんなところで発信されています。
コロナで大変な時にお店を支えてくれたのが誰だったのか?
そういうことを見直す機会だったんかな?ってなんか考えちゃいますよね。
さて、向き合うとなると大切になってくるのは、カウンセリングですよね。
いろいろな人のお話を聞いていて自分なりに思ったことをお話したいなと思います。
子育てをしている美容師さんに読んでほしいブログ!
カウンセリングで大切なことは子供との会話で大切にしたいことだった。
カウンセリングのセミナーを受けたり、カウンセリングを大切に考えている人のお話を聞いていると、自身はどうなのかな?とよく振り返ります。
カウンセリングの話を聞いていて、頭にパッと浮かぶのは「仕事」の風景ではなくなぜか子供。
そうなんですよね。自分が子供とどう向き合っているのかってなぜか考えちゃうんです。
仕事と関係ないやんって感じなんですけど、パッと浮かぶということは自分が1番ちゃんと向き合いたい場所だと思っているということですよね。
カウンセリングで大切なのは「相手の話を聞くこと」ですよね。
どうやって聞く?何を聞く?聞いて次どうする?
こういうところが大切になってくるわけなんですけど、これね、見事に子供との向き合い方でも一緒なんですよね。
傾聴とか、うなずくとか相槌を打つとかおうむ返しとかね。
自分が無意識的に1番やっているのは紛れもなく「子供と話をしている時」でした。
実は、子供とどうやって向き合って話すのかってめちゃくちゃ深いのかも!!!
子供は自分の話をよく聞いてくれているかよくわかっている。
子供って素直ですよね。だいたいは…(笑)
だから自分の話をよく聞いてくれているか、あまり聞いてもらえていないか…
それをよく察します。
小さいときはそれもわからずこっちが忙しくても関係なく話しかけてきます。
ねぇ、ねぇ、あのね、きょうね、幼稚園でね、お遊戯でね、〇〇ちゃんとね~
ごめんごめん!ちょっと待ってね。あとでいいかな?
子育て世代の人はこういうやり取りって経験ないですか?
「ちょっと待ってね」
これよく言っちゃいますよね。あかんなぁ~と思いつつ言いがちです。
子供が大きくなってきてもこういうやりとりを続けていると、だんだん話しかけてこなくなります。
「どうせ忙しいし…」
「たぶんちゃんと聞いてくれんし…」
1回は話しに来たけど、途中で話すのをやめてお母さん、もしくはお父さんのところに行っちゃう。
そこでおんなじ話をしている。
これ、話しても無駄やって思われている証拠ですよね。
僕はこの経験、あります…。
子供って自分の話をちゃんと聞いてくれているかどうかよくわかってるんですよね。
それだけどんな聞き方をしているのかよく伝わっているってことやと思います。
話し手が話したくなる聞き方と話したくなくなる聞き方。
じゃあ子供が話したくなる話し方ってなんやろう?
そう思った時に思い浮かぶのが「相槌」や「うなずき」や「おうむ返し」なんですよね。
会話の技法として良くいろんなところでセミナーをやっていたりするけど、実はそんなに難しく考えることではないのかもしれへんなって思います。
子供が話している時、ちゃんと目を見て
「うんうん、それで?」
「そうなんや、すごいね」
「それからどうなったの?」
「じゃあこれはどういうことかな?」
と合いの手を差し伸べる。
そうすると、たどたどしくて主語述語が無茶苦茶でも一生懸命話してくれますよね。
楽しいことや嬉しいことほど、しっかり聞いてあげると表情がぱぁーっと明るくなっていきます。
わかりやすいですよね。
もっと話したい。もっと伝えたい。
そう思ってもらえる聞き方と、
もういい。別になんもない。たいしたことじゃないから。
そう思われてしまう聞き方があるんだろうなって思います。
なんか「聞き方」というより、「聞く姿勢」の問題なのかもしれませんよね。
相手の話を本当にちゃんと聞いてあげたいと思うかどうか。
子供との向き合い方を考えていたら、そこが1番大事なんちゃうかな?って思いました。
自論ですけどどう思いますか?
話を遮らずに聞いて受け止めることの大切さ。
「話をちゃんと聞くというのは、相手の話をさえぎらずに最後まで聞くこと」
美容師さんがカウンセリングのお話の中でこう述べていました。
ほんとそうやなって思ったけど、それと同時に
「あ、俺結構話さえぎってるときあるわ」
とドキッとしました。やばいって思いましたよ、ほんと(笑)
人の話をさえぎって話をする人は、そもそも人の話を聞く気がない。
人の話より自分の話をしたい人に多いんだとか。
子供たちとのやり取りを思い出しても、子供って1人と話していても、そこを無視して平気で話をかぶせてきます(笑)
「ちょっと待って!今〇〇と話しているやんか。だから順番待って!」
こういうやり取り、家ではまぁまぁリアルであります。
「今、話したい!」「今すぐ伝えたい!」っていう気持ちなんでしょうね。
そして話した後はすぐどっか行っちゃう。
振り返って質問したらもうおらんし…なんてこともあるあるです。
子供はそれもかわいくていいんですけど、大人でそれやるとやばい奴になりますよね!
これとは逆に、子供の話をさえぎって親が話しちゃうと、子供はどんどん自分から話をしなくなります。
また、どうせ〇〇いわれるから…とかで黙ったり、
「うん、そうそう。」と子供が相槌を打つようになって話がそこで終わる。
話をさえぎらずにちゃんと聞いてあげるって大事ですよね。
「ちゃんとあなたのお話を聞いてるよ!!」
「ちゃんと受け止めているからね!だから安心して話してね!」
こういう姿勢ってめちゃくちゃ伝わるんだと思います。
何を1番伝えたいんだろう?何が1番嫌なんだろう?
話がいろんな方向にとぶ。
これは子供でも大人でもよくありますよね。
「あれ?私結局何が言いたいんやったっけ?」ってやつですね。
だから聞き手は、何を1番伝えたいのか?何が1番嫌なのか?何に1番困っているのか?
そこをしっかりくみ取って聞いてあげる力が必要なんだろうなって思います。
「あ、つまり〇〇ってことかな?」
「だから〇〇なんやね」
「そんな風に思うってことは〇〇ってことなのかな?」
寄り添う聞き方ってこういう聞き方ですよね。
話を少しだけ要約してあげる。
話をすこしだけ先導してあげる。
話しやすい空気を作ってあげる。
そのうえで1番キーになる部分をちゃんと拾ってあげる。
子供の場合は、そのキーになる部分をわかってあげるとめちゃくちゃ喜んでくれますよね。
「あ、伝わった!!」っていう顔をします。
これ、子供対大人でずっと話をしてきているけど、大人でも一緒ですよね。
なんかカウンセリングの話を聞けば聞くほどそう思うんですよね。
自分の主観を捨てて話を最後まで聞くことは、相手の気持ちをちゃんと受け止めたことになる。
「主観が入っちゃうと少し曲がって伝わってしまう」
これも美容師さんがお話をされていたことですけど、これは経験ある人多いと思います。
例えば、ひな祭り。
明日ひな祭りや~
ほんまやな~。楽しみやな~。
僕男の子やから別に楽しみちゃうし!
え?あ、そうなん?
なんて会話。
これは「ひな祭り=楽しい」という自分の主観が入ったから事故ってしまったパターンですね。
こういうのっていろんな場面で往々にしてあると思います。
なんでそれを言うのかな?
それに対してどう思っているのかな?
自分の主観を外してそう思って聞けるかどうかって大事ですよね。
- ちゃんと相手の話をフラットな状態で最後まで聞く。
- 聞く姿勢を態度で見せる。
- 何を1番伝えたいのかを考えながら聞く。
子供のお話を聞くのも人との会話も根本的に大切なことは一緒なのかも!!
普段、携帯見ながら適当に返事してたらあかんってことですね!
僕のことです、はい。改めます!!!
子供の話をしっかり聞いて盛り上げることができる人って絶対聞き上手ちゃうかなぁ…。
お子さんがいる方は、子供はよく話しかけてきますか?それともあんまり話しかけてこないですか?
ちょっと振り返ってみても面白いかもしれませんよね。
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