プロが必ず使っていて一般の人がなかなか使っていないもの。
それがドライヤーの冷風機能です。
ドライヤーの正しい使い方は知っていますか?
冷風ボタン、使っていますか?
早く髪が乾く方法は知っていますか?
プロがしているアドバイスを参考にすれば結構変わるかもしれませんよ。
髪の毛を早く乾かすためのポイント
洗面所、脱衣所で乾かさない
1番大切な部分で1番見落としがちなところでもあります。
なぜかって?
洗面所、脱衣所はご存じの通り、湿気ムンムンです。
雨の日に外に洗濯物を干してもなかなか乾かないように、
それだけ湿気の多いところでは、洗濯物もなかなか乾きません。
場所を変えてみる。
これだけでも結構変わりますよ。
![画像3](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/16608338/picture_pc_e499654a5c89205f70c9454a94212638.jpg)
濡れた髪の毛をタオルでしっかり拭く。
これもみんなやってることですが、ここでポイントなのは
「しっかり」です。どれぐらいしっかりかというと、髪の毛を触って
も濡れないけど、まだひんやりしてるなという程度です。
これをやるだけで、乾くのはめちゃくちゃ早くなります。
美容師さんは、早く髪を乾かしたいとき、このタオルで拭くことを
結構入念に行っています。
バスタオル1枚で拭くより、なんならハンドタオル2枚で拭いてもいいぐらいです。
ちなみに、拭くときはゴシゴシしないこと!
全体は手もみをするように…毛先はポンポンたたくように拭くこと!
濡れた髪の毛って思っている以上にデリケートです。
よく聞くキューティクルが水で膨らんで、浮いてきているので、
ささくれた木をこすってるような感じになります。
だから、濡れた髪はゴシゴシしない!
タオルで包んでたたくように拭くのがベストです。
髪の毛の水分をタオルに移す感じでやるとGOODです。
![画像4](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/16608483/picture_pc_3b19ffcb91404620ca1a0da77d0e4efd.jpg)
乾いたタオルをかぶってドライヤーをする
これはちょっと荒療治かな…。
乾いたタオルをかぶりながらドライヤーをあてると、
サウナ状態になるので、かなり効率的で早く乾きます。
ただ、スタイリングするときに少し大変かな?
めちゃくちゃ急いでるときにはオススメです。
![画像5](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/16608526/picture_pc_07f1c7a94acaadb2b311669e470978c0.jpg)
髪は根元を意識して乾かすこと
これは美容師の世界では当たり前のことになっています。
水滴は根元から毛先に向かって滴り落ちていきます。
だから、毛先からではなく根元から乾かすのが◎
「乾かすときは、まず頭皮から!!」
そう思ってもいいぐらいです。
乾かしたあと、どうしても毛先だけはねる…
そんな人はいませんか?
それは「根元部分」の乾かし方が原因の可能性が高いです。
根元がしっかり乾いて立ち上がっていないとちゃんと毛先が
落ちてくれないのではねたりするんですね。
毛先はデリケートです。
パーマがうまくまとまらない人も同じ原理です!
髪が乾きにくい。それはなぜ?
髪の毛って早く乾くに越したことないですよね。
濡れたまま自然乾燥でいい。
これはベリーショートの人の特権ですよね。
特に明るいヘアカラーが流行っている今は、
髪がダメージして、なかなか乾かないっていう人もいるんじゃないかな?
実はね、髪の毛ってダメージが進むと急に乾きにくくなります。
![画像2](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/16608268/picture_pc_d5143f7cc6b3d3c852c9f3d150e016ce.jpg)
これにはちゃんと理由があるんです。
髪の毛がダメージしすぎると髪の中に「システイン酸」というものがたくさんできてしまいます。
これは、ヘアカラーとかパーマの過程でたんぱく質が酸化しすぎたカスみたいなものですね。
このカスはあるだけならいいんですが、いろんなものとくっつきやすいんですよね。
だから水道水の中にある銅とかとくっついてゴワゴワにもするし、
水も手放さないからなかなか髪の毛が乾かないんですよね。
ブリーチしてる髪の毛が乾きにくい理由、わかりました?
ドライヤーの使い方
タオルで拭き終わったと仮定して話を進めましょう。
根元から乾かす
これは先ほど話した通り、まずは「頭皮から!」ですね。
つまり、根元からしっかり乾かします。
ドライヤーはこまめに動かす
美容師さんってドライヤー小刻みに動かしてませんか?
髪の毛は熱に弱いです。
ドライヤーの温風ってだいたい一般のもので100度ぐらいあるそうです。
こんなに熱いのに同じ場所に当て続けたら…髪の毛もやけどして硬くなります。
だから、美容師さんはドライヤーをフリフリ動かしているんですね。
フリフリ動かすことで、熱を分散できるし、風と熱をまんべんなく
当てれるので一石二鳥ということです。
![画像6](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/16608608/picture_pc_0ae69a00bff9d53fa90dfca5a7220290.jpg)
乾きにくいところから乾かす!
乾きにくいところ…それは、根本、えり足、耳の上!
このあたりから順に乾かすと毛先もおさまりやすくなります!
それに効率的で時間短縮にもなります。
ドライヤーのモードの違い
ドライヤーにはモードがありますよね?
「強」
「弱」
「冷風」
これ、ちゃんと使い分けると違いが出てきます。
ちゃんと機能には意味があるんですね。
始めは強風モード
始めは広範囲を一気に乾かしたいので、ドライヤーのノズルは外した状態が
いいと思います。
根元を持ち上げるように手を入れて空気がいっぱい通るようにすると早く乾きます。
ある程度乾いたら弱風モード
ある程度乾いたら次は前髪です!
斜め上ぐらいから下に向けて風をあてるようにドライヤーをするとやりやすいと思います。
おでこになでつけるような感覚でやるとちょうどいいと思います。
そして、前髪が終わったらノズルを付けて髪全体をなめすように風を当てていくときれいに乾きます。
美容師さんよくやってくれるブローという技術ですね!
これを家で一人でできる人はそれをするのが1番いいんですけど、難しいですよね?
![画像7](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/16608679/picture_pc_a5632f98dea79e1c1b9fd2af9ebf885b.jpg)
ドライヤーをもって毛先をもう片方の手で挟んで下に少し引っ張る。
この状態で根元から毛先に滑らすようにドライヤーをあてると
ほぼ同じことが一人でできるのでおすすめです。
最後の仕上げで冷風モード
冷風モードなんか使ったことないという人は意外と多いんじゃないかな?
これ実は仕上げでかなり大事です!意味があるんです!
先ほど言ったようにドライヤーの熱って高温です!
100度です。
それを当て続けたら、髪の毛も相当熱を持つことになります。
だからそれをちゃんとクールダウンさせてあげるんですね。
クールダウンさせることに意味があるの?
はい、あります。
- ツヤが出ます。
キューティクルは熱や水分で開くといわれているので、熱と水分を奪うと
閉じます。
キューティクルが閉じる=表面ツルツル=ツヤがでる。ということです。
- セットした髪が長持ちする
髪にクセがつくのは、1度温めた髪の毛が冷えるときです。
まるでチョコレートですね。
![チョコレート](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/16608752/picture_pc_40e8986d2cd9716d4ceb9609ea75da67.jpg)
髪だってたんぱく質ですからね。原理はチョコレートと一緒です。
だから冷やして固めるんです。
これを応用すれば、根元のボリュームも出せます。
髪を持ち上げて熱をあてて、そのまま冷やすだけ。
これでスタイルのキープ力は相当変わります。
どうですか?
冷風、使ってみたくなりましたか?
美容師さんは、ドライヤーの使い方もプロです。
髪を早く乾かさないと、次の仕事ができないので髪を乾かすプロです。
是非1度美容師さんに相談してみてくださいね。
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